同窓会

インドネシア同窓会 幹事会

同窓会が開催された同日(2022年12月18日)12時40分から13時45分まで、サリパシフックホテル内の別室Mitra RoomでSakura Science Alumni Indonesia(SAAI)幹事による幹事会が開催されました。初代幹事(2019年-2021年)、現幹事(2021年-2022年)、新幹事(2022年2023年)三世代の幹事団が集まり、これまでの活動に関する報告と今後の活動についての提案がありました。 参加者は以下のとおりでした。

青木一彦(JSTさくらサイエンスプログラム推進本部)
Helen Kristin(SAAI前幹事長2019年-2021年)
Muhammad Fadel(SAAI前副幹事長2019年-2021年)
Kadek (KH) Darmawan(SAAI現幹事長2021年-2022年)
Farhana Syuaib(SAAI現幹事2021年-2022年)
Mutiara Auliya(SAAI現幹事2021年-2022年)
Muhamad Yusron(SAAI新幹事2022年-2023年)
Andi Syamsul(SAAI新幹事2022年-2023年)
Anisa Fathonah(SAAI新幹事2022年-2023年)
Livia Lianasari(SAAI新幹事2022年-2023年)
他JSTおよびJISTEC担当者(オンライン参加)

I.幹事紹介と現状分析

幹事会の司会はMs.Farhana Syuaibが務めました。新旧幹事が一堂に会するのは初めてで、たいへん楽しいひと時となりました。ひとりずつ氏名、SSPの参加年度、現居住地域、趣味、および自分自身のユニークな点について述べ、時折笑いが起きる中、堅苦しさのない雰囲気で和やかに自己紹介を行いました。
2019年に設立されたインドネシア同窓会SAAIの経緯についての解説後は現幹事が第三世代目となる新幹事団を温かく迎え、バトンを渡しました。その後は各世代の幹事により、当時のハイライトが語られました。

II.2019年-2021年初代幹事団による解説

まずは前幹事長Ms.Helenおよび前副幹事長Mr.Fadelがこれまで注力してきた活動について共有しました。小規模ウェビナーシリーズ「SAAI Talks」、「SAAI Grand Webinar」、「Lesson Learned from Japan」、SAAI設立一周年記念サイエンス・エッセイ・コンペなど、SAAI同窓生の積極参加を促すのに成功した各種プログラムについての説明がありました。パンデミックのため、主たる活動がオンライン・プラットホームに頼らざるを得ない状況であったことをMs.Helenは強調しました。また、大所帯であった初代幹事団の管理やボランティア的な同窓会活動へのコミットメント維持など、幹事団をまとめる中で体験した苦労も率直に明らかにしました。Ms.HelenとMr.Fadelは次世代幹事団がオンラインだけではなく、リアルな活動をより多く導入できるとなお良いのではないか、という希望を述べました。

III. 2021年-2022年現幹事団からの報告

現幹事長Mr.Kadekは就任後、一年半の任期中に行ったことを報告しました。特にSAAIに関する興味深い基本情報や課題、そして背景説明を行い、現幹事団による主な活動(インスタライブ等SNS活性化、同窓生データベース・リニューアル、Sarasehan、SSP思い出振り返りキャンペーン等)や、次世代幹事団がチャレンジできる次のステップについて語りました。今までの素晴らしい実績が継続されることを心から望みました。

IV.2023年以降の展望

新幹事団は旧幹事の軌跡を加味したプレゼンテーションを行い、今後の活動計画を提案しました。まずは幹事長と並び、(i)パートナーシップ構築担当事務総長、(ii)イベント・プロジェクト管理担当、(iii)ソーシャルメディア担当、(iv)同窓生参加促進担当という4つの異なる役割を創設することを発表しました。これに続き、以下3つの主な企画について詳しい説明を行いました。
a) 同窓生のための持続可能な開発目標(SDGs)ワークショップとフォーカス・グループ・ディスカッション(FGD)の実施
b) 一般向け科学賞プログラム(Science Award Program)
c) SAAIハッシュタグを利用し、活躍中の同窓生にスポットを当てるソーシャル・メディア・キャンペーン

(註)この幹事会報告はMs.Farhana Ibrahim SyuaibおよびMr.Kadek Hendra Darmawanが共同で寄稿しました。