同窓会

さくらサイエンスクラブ事務局が各国幹事を紹介したイヤーブックを作成

今月は事務局からSakura Science Yearbookをお届けします。以下表紙の画像をクリックしていただくと中を見ることができます。海外で毎年発行される学校単位の記念アルバムを模したイヤーブック(年鑑)の発案は、2019年11月に日本で開催された幹事会で最初に浮上しました。当時、JSTの担当者と幹事らがSSCの活動内容を見直す過程でこのようなアイディアが出ました。 当初は、国ごとにイヤーブックを作成し、実際の現地同窓会でその国のメンバーに内容を公開できるようにという案がありましたが新型コロナウィルスの世界的流行により、実際の現場での集まりは当面実施できなくなりました。

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そこで事務局は世界に散らばるすべての同窓会幹事に個人写真とコメントを送ってもらい、より小規模なイヤーブックを作成することになりました。 各国幹事の面々および、交流プログラムに対する感想や今後の活動に対する彼らのビジョンや抱負を知っていただければ幸いです。例えば、スリランカの幹事であるMr. Nimantha Mahesh Wickramageは、「将来的に各国の幹事を一か所に集めて今後の活動について話し合う」ことを提案し、現在ミャンマーから日本に留学中のミャンマーのMs. Thin Thin Htutは、「日本にいる同窓生や日本での勉学・キャリアを目指す人々を支援するような役割をSSCに担ってほしい」というコメントを寄せてくれました。

2014年、Sakura Science Plan (SSP)の開始以来、SSPの同窓会組織であるSakura Science Club (SSC)は3万人を超えるネットワークに成長しています。 新型コロナウィルス以前には、シンガポール、タイ、日本(東京)、インド、スリランカ、ベトナム、マレーシア、インドネシアなど各国で同窓会が開催されていました。 現地同窓会が開催されるたびに、事務局は同窓会の活動を支援したいと望む幹事を募集し、多くのメンバーがその呼びかけに応えてくれました。世界各地でSSCの活動を支えてくれている幹事のみなさんにあらためて感謝したいと思います。