親愛なるさくらサイエンスクラブの皆さん

ベトナムのカントー大学の学生Huynh Ngoc Nganです。さくらサイエンスプログラム（SSP）のおかげで日本へ研修旅行に行く機会を得られたことは幸運でした。 来日前から私の日本に対する印象は常に良いものでしたが、日本への旅でその好印象は確かなものとなりました。滞在中、京都工芸繊維大学の教授や学生から温かい歓迎を受け、そのときの体験はさらに思い出深いものとなりました。街の清潔さや安全性、おいしい様々な料理、豊かな歴史に支えられた文化、フレンドリーな人々など、すべてを気に入ってしまいました。京都御所や伏見稲荷大社などの名所にも立ち寄り、ユニークな歴史文化体験に魅了されました。公共交通機関などもたいへん便利でアクセスしやすいように作られていました。

京都工芸繊維大学では、インスピレーションを与えてくれるような技術や、私たちの興味を惹きつける多くのプロジェクトに触れることができました。これらの経験は非常に有益で理解しやすかったです。使用されている最新技術に精通することで、先端技術がどこまで応用できるのかについて知ることもできました。これらの経験は示唆に富み、訪問団の多くのメンバーがかねてより関心を抱いていた研究分野やプロジェクトに本格的に興味を示すようになりました。

日本のような美しい国を訪問する素晴らしい機会を与えてくれたさくらサイエンスプログラム、そして私たちを丁寧にもてなしてくれた京都工芸繊維大学の先生方と学生の皆さんに心から感謝しています。この経験により、私は日本への留学を真剣に考えるようになりました。もしも誰かに「日本で教育を受けるべきか？」と尋ねられたら、私は間違いなく「YES」と答えるでしょう。