メンバーズ・メッセージ

FY 2023
  • Kraithep Sirisanwannakul
    所属 :
    TAIST-Tokyo Tech (Thailand Advanced Institute of Science and Technology-Tokyo Institute of Technology) アジア工科大学院
    出身国・地域 :
    タイ
    名前 :
    Kraithep Sirisanwannakul

さくらサイエンス プログラム (SSP) の同窓生としてこれまでの歩みと展望を共有できることを大変うれしく思います。東京工業大学による国際連携大学院プログラムTAIST-Tokyo Tech(Thailand Advanced Institute of Science and Technology-Tokyo Institute of Technology)およびアジア工科大学院(Asian Institute of Technology)にてAIoT を専攻する修士課程の学生です。

研究分野の概要
私の研究では、特に農業環境のモニタリングにおけるセンサー・データの精度と信頼性を高めるネスティッド・カルマン・フィルターの適用に焦点を当てています。この研究は、革新的なテクノロジーを通じて農作業の精度を高めるために非常に重要です。

今後の計画
SSPでの豊かな経験─特に東京都市大学の制御システム工学系研究室で過ごした時間は日本で博士号を取得しよう、という決断に大きな影響を与えました。 研究室の温かい仲間意識と、DCサーボモーターやモバイルロボットのPID制御に取り組む等、魅力的な研究活動は日本への愛着を強めただけでなく、農業技術の進歩に貢献したいという志を確固たるものにしました。目標は、環境モニタリングにおける AIoT の統合をさらに進め、農業の世界的課題について持続可能かつ効率的なソリューションをもたらすことです。

SSPのインパクト
このプログラムは革新的なもので、参加者は日本の最先端研究に触れ、学術的な観点を豊かにすることができます。 私が築いた友情や受けた指導は非常に貴重なものでした。 このプログラムを通じて、私は日本の綿密な研究アプローチに対する深い感謝の気持ち、そして、この活気に満ちた科学コミュニティの一員になりたいという願いを抱くようになりました。