メンバーズ・メッセージ
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- ヂァオさん
- 所属 :
宮崎大学 - 出身国・地域 :
中国(重慶理工大学) - 名前 :
ヂァオ・ティアンムさん
日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか?
さくらサイエンスプラン(SSP)に参加したことが、日本留学の決め手になったと言えるでしょう。このプロブラムに参加したことで、日本の文化や大学の教育環境について学ぶことができました。そして最終的には、日本で勉強する意思が芽生えました。同時に私が参加したイベントに同席してくださった先生方からも、いろいろな情報をいただき助けてもらいました。私が日本に到着した後、出会った友人らも、さまざまな生活の場面で私を助けてくれました。私はこのプログラムに参加できて、宮崎大学で勉強する機会を得たのでたいへん幸運だと思います。
日本での生活についてのコメントをいただけますか?
私のまわりにいる友人の多くは日本留学を希望しているのですが、次の二つの要因で二の足を踏んでいます。
1)中国では日本の教授やメンターになり得る先生と知り合う方法がなく、推薦を受けるのが難しいということ。なので、中国の学生と日本で活躍する教授の方々が互いに知り合う機会があればありがたいです。
2)日本と中国を比較すると授業料・生活費に格差があること。日本の物価は中国よりも高いです。奨学金のサポートが増えればアルバイトなどで生活費を稼ぐ負担が減ります。実際に宮崎大学も奨学金を準備しているようです。
初めて日本に来たときは自分の日本語力が一番の心配でした。そのため、できるだけ日本人の友達と話す機会を持ちました。授業が日本語で進められているので時折理解しにくいこともあります。内容を把握するまで思考力をフル回転させなければいけないときもあります。しかし、そのような状況を繰り返すにつれて私の日本語スキルは向上してきました。英語ディプロマコースを志望しない場合は日本語の悩みがついてまわります。このような問題が中国人学生の日本留学を躊躇させているのかもしれません。
これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。
思い切ってさくらサイエンスプランに参加してみてください。日本理解への扉を開いてくれるでしょう。もしかすると、あなたの未来を変えてしまうかもしれません。