メンバーズ・メッセージ

FY 2019
  • チェンさん
    所属 :
    東京工業大学
    出身国・地域 :
    台湾(国立台湾科技大学)
    名前 :
    チェン・ツンウさん

日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか?

さくらサイエンスプラン(SSP)は日本に留学し、研究に取り組むきっかけになります。SSPは私に、日本文化に身を置く機会を与えてくれました。それは珍しい食べ物や日本人の気質ということだけでなく、日本人が「どのように問題に対処するか」というようなことも含みます。SSPに参加中、九州工業大学でロボット製作に取り組んでいたとき、私はとにかく手早く作り上げたいと思っていました。そのため、製作マニュアルの一部を飛ばして作業を進めていました。しかし、前のページに書かれている説明に従わなかったため、組み立て中に問題が起きてしまいました。このような経験をしたことによって、私は日本の人々から物事を一歩一歩確実に進めることの大切さを学びました。そのような体験を経て、SSP終了後、私は日本への留学の可能性について考え始めたのです。

日本での生活についてのコメントをいただけますか?

東京での生活が落ち着くまで支えてくれた日本の友人にお礼を言いたいです。銀行口座の開設や携帯電話の申し込み、といった忍耐を要する手続きを彼らが助けてくれたからです。特に私はその当時、まだ少ししか日本語を話せませんでした。よって、生活に不可欠なライフラインの確保は外国人である自分にとってハードルの高い課題でした。その一方、修士課程に移行したときには英語で学べるコースがかなり増えたため、勉学の面ではまったく不自由を感じませんでした。また、後期には必ず日本語の授業を取ろうと考えています。週に2回授業があるので、自分の日本語がさらに上達するのではないか、と期待しています。日本の食事に関してはまだ完全に慣れたとは言えません。外食は高価で塩辛く、野菜がふんだんに使われているメニューは少ないです。しかし、全体的な味は悪くないのでほとんど外で食べています。また、時々スーパーでサラダや果物なども買っています。スーパーで食品を買うのはそれほど高くありません。

これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。

「チャンスをつかむこと」が一番大事です。ここ数年留学の準備をしていたとき、日本の学生と一緒にロボットを作るチャンスがあるという情報を知りました。これはさまざまな国からやって来た留学生と交流する絶好の機会だと思ったので、私はすぐにそのイベントに参加登録しました。また、個人的に海外でロボットに関する研究をしたいので、このイベントはロボットを作る上で世界各国の人がどのような方法で問題に対処しているのかを知るチャンスでもありました。その結果、私は九州工業大学で実施されたさくらサイエンスプランに参加する機会をつかみ、日本への留学を検討し始めました。なので皆さんもぜひチャンスを逃さないようにしてください。