メンバーズ・メッセージ
FY 2019
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- ルさん
- 所属 :
東北大学 大学院農学研究科 - 出身国・地域 :
台湾(台北医科大学 栄養保健科学専攻) - 名前 :
ル・ニェンシャンさん
日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか?
2017年、さくらサイエンスプランをつうじて東北大学を訪れた私は母校でまだ取り上げられていない研究トピックや先端スキルを目の当たりにしました。また、東北大学大学院農学研究科に所属している研究者たちの自発的なモチベーションにたいへん感銘を受け、多くを学び取りました。実験に必要なテクニックを磨き、視野を広めたいと考えました。このような気持ちがあったため、私は後日東北大学が行っている交換制度を利用して再来日しました。細胞培養に関わる研究を完結させたいという目標もあったからです。
日本での生活についてのコメントをいただけますか?
私は農学研究科 白川仁教授の研究室に在籍していました。細胞培養に関わる研究以外でもゼミや週ごとのミーティングにも積極的に参加しました。ミーティングのあとにはたいがい研究室の仲間と食事に行くことが多かったです。皆たいへん親切でした。特に先輩にあたる方々には日常生活に関わる細かい問題で助けていただいたこともあり、感謝しています。また学費については東北大学のROIS (Research-Oriented Incoming Student)スカラーシップを受けることができたので、家賃や食費、基本的な生活費を完全に賄うことができました。
これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。
さくらサイエンスプラン(SSP) は学生にとってたいへん有意義なプログラムです。参加するチャンスを得た若者はあらたな知識に加え、日本文化をより深く理解できるようになるでしょう。もしあなたが日本への留学を考えているのならば、SSPは研究室での実験環境などを前もって知ることのできる希少な機会です。