メンバーズ・メッセージ
-
- Smitri Tiwari
- 所属 :
Biyani Girls College - 出身国・地域 :
インド - 名前 :
Smitri Tiwari
私の職業人生と研究活動において、最も有意義で大きな刺激を受けた経験のひとつ─さくらサイエンスプログラム(SSP)への参加についてご紹介できることを大変うれしく思います。私はこの素晴らしいプログラムを通じて、2024年にはAコース、2025年にはBコースで、二度日本を訪問する貴重な機会をいただきました。これらの経験を通じて、多くのことを学び、共同活動に取り組むとともに、国際的な学術交流のつながりをさらに深めることができました。
私は所属機関において、研修・就職支援部門および国際交流部門の責任者を務めており、学生に国際的な学びの機会を提供することに情熱を注いできました。さくらサイエンスプログラムへ参加することによって、私は日本の先進的教育制度、研究文化、技術革新に対する理解を深めただけでなく、学生たちに海外で学ぶ道を示し、挑戦を応援するようになりました。
この交流から生まれた最も喜ばしい成果の一つは、学生たちの成長と活躍を目の当たりにできたことです。さくらサイエンスプログラムに参加した学生のうち3名が、その後、関西学院大学に進学しました。学生たちの実績は、国際交流プログラムが若者の人生に大きな変化をもたらし、世界の教育や研究に目を向けるための貴重な機会を生み出していることを示しています。
また、田中裕久教授と進めている「クリーンエア・プロジェクト」を通じて、私と日本とのつながりはさらに深まりました。日本滞在中には、環境の持続可能性に対する日本の強い姿勢と、優れた大気質管理の取組に大きな感銘を受けました。こうした取組を実際に目にしたことで、大気汚染が深刻な課題となっているインド・ラジャスタン州ジャイプールの大気環境改善に貢献できる、革新的な解決策を探究したいと考えるようになりました。
2025年には、SSPのBコース・共同研究活動の一環として、関西学院大学において自動車用触媒の試作や評価に取り組みました。また、関連企業を訪問し、大気質改善に向けた技術や取組について学ぶ機会も得ました。共同研究を通じ、研究成果に基づく環境改善の取組を推進していきたいという決意が一層強まりました。
今後も再び日本を訪れ、先端技術、持続可能な開発の取組、革新的な研究手法について、さらに学びたいと考えています。このような国際協働活動を通じて得られる知識や経験は、インドが直面する環境問題や社会的課題の解決において、重要な役割を果たすものと確信しています。
学生の国際交流をさらに促進するため、私は「GULABI Programme」という取組も立ち上げました。このプログラムは、学生の国際交流、異文化理解、国際的な学術連携を推進することを目的としています。学生たちが海外の教育・研究機関と交流し、国際的な視野を身につけるとともに、将来につながる学術的・職業的ネットワークを築く機会を提供したいと考えています。
SSPへの参加は、私の人生を大きく変える経験となりました。このプログラムは私の学術的視野を広げただけでなく、国際協力が秘める力への確信をさらに深めてくれました。このような貴重な機会をいただいたことに心より感謝するとともに、今後もインドと日本の間における教育、研究、文化交流の一層の発展に貢献していきたいと思います。
