メンバーズ・メッセージ

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- Chandrasseril Bansidhar, Aiswarya
- 所属 :
University of South Carolina - 出身国・地域 :
インド - 名前 :
Chandrasseril Bansidhar, Aiswarya
私は「科学とは人類繁栄のための国際的な取り組みである」という信念を抱いています。2020年から現在までさくらサイエンスクラブ同窓会インド同窓会の幹事を務めることができて光栄です。
さくらサイエンスプログラム(SSP)と私の旅は、2018年に新潟大学 佐渡自然共生科学センター臨海実験所の国際海洋生物学コースに参加する機会を得たことから始まりました。このプログラムは綿密に組織されており、シュノーケリングやサンプリング、実験、グループおよび個人でのプレゼンテーションといったフィールド活動を通じて、海洋生物学を実践的な形で間近に経験することができました。これは私にとって初の国際的な研究環境であり、私の個人的および職業的な見識を大きく変えてくれました。このユニークな経験は、海洋生物学に対する私の理解を深めただけでなく、国際的な学術環境に参加する自信を高めてくれました。
SSPで最もやりがいを感じた部分は、約十二か国からの参加者と交流できたことです。これらの交流を通じて海外の学生や教授と自信を持ってコミュニケーションをとる能力を養うことができたと思います。私は、SSPで世界の反対側にまで及ぶ永続的な友情を築くことができたことを誇りに思っています。これはすべて、さくらサイエンスクラブ (SSC) のおかげです。
一連の経験に触発されて、私は国際的な友情と協力を促進するというさくらサイエンスの使命に貢献するためにインド同窓会の幹事になりました。現在、このビジョンを推進するために積極的に活動しています。5 年経った今でも、コーチン科学技術大学の学生がこのプログラムを通じて貴重な経験を積み続けているのを見るのは、たいへん喜ばしいことです。
さらに、国際会議に日本人教授の方々が積極的に参加されていることで、私たちの学術的なつながりがさらに強化され、このようなグローバルなコラボレーションが発展しています。パートナーシップが今後も有意義な関係を育み、科学界が前進するよう心から願っています。