こんにちは、インド出身のAntim Nehraです。私は、インド教育省（MoE）主催のPreranaプログラム Batch-04の同窓生で、ピル・ケラ市にあるIndus Public Schoolの学校代表でもあります。

2024年10月、私はさくらサイエンスプログラム（SSP）を通じて東京に数日間滞在し、最先端の科学技術、豊かな文化や伝統について学ぶ機会をいただきました。

その日々は学びと楽しさに満ちており、そこで出会い、今も交流を続けている海外の友人たちにはとても感謝しています。お世話になった教授の方々や、実際に目にした技術からはたいへん多くのことを学びました。また、SSPを通して、日本のような国が成功する上でどんな点が際立っているのか、その真髄を知ることができました。日本の若者たちの持つ揺るぎないひたむきさ、規律正しさ、知識への探究心は、私に強い印象を残しました。それは、国の進歩に対する責任感、そして卓越性を追求しようとする姿勢の表れではないでしょうか。インドを代表する高校生として、私の祖国が何を学べるのかを考えずにはいられませんでした。このプログラムに参加したことで、私は団結し粘り強く努力することの重要性を学びました。そしてこの学びは、インドだけでなく世界全体を良い方向へ発展させるのに役立つでしょう。

最後に、インドの訪問団として6カ国の学生たちと交流する中で、私たちが大切にしている「वसुधैव कुटुम्बकम् Vasudhaiva Kutumbakam─世界はひとつの家族」の精神を改めて感じ取ることができました。このような素晴らしいファミリーの一員になれる機会を与えてくださったインド教育省、インド政府、そしてJSTに心から感謝いたします。このプログラムが、美しい桜の花のようにさらに大きく咲き誇ることを願っています。