メンバーズ・メッセージ
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- SRUN Channareth
- 所属 :
カンボジア国立工科大学 (NPIC) 電子工学部 - 出身国・地域 :
カンボジア - 名前 :
SRUN Channareth
カンボジア国立工科大学より皆さんにご挨拶申し上げます。
昨年の夏、京都工芸繊維大学で開催されたKIT Electronics Summer School Program 2023に参加する機会があり、この経験は私の人生や将来の目標に大きなインパクトを与えました。
プログラムに参加した瞬間からイノベーションや情熱に囲まれ、私にとって挑戦的かつ刺激的な実践アクティビティがたくさんありました。プログラムの合間に私は世界中から参加した学生に講義をする機会もあり、自分の知識を共有し、また彼らからも学ぶことができました。
プログラムの最中、最も思い出に残ったことは、プラズマ研究所を訪問したことです。実験や装置を間近で見るのはたいへん魅力的でした。この訪問は、プラズマ技術とその応用に対する興味をかき立てました。
また、私にはカンボジア人学生4名を率いるスーパーバイザ―としての責任もありました。彼らの熱意を目の当たりにし、プログラム内で行われたプロジェクトを手助けすることも刺激になりました。彼らの新鮮な着眼点や学ぶ意欲は、一連の経験をいっそうやりがいのあるものにしてくれました。 このプログラムは、エレクトロニクスに対する私の理解を広め、科学における国際協力の重要性を強調しました。アイデアを共有し、協力することで、素晴らしい発見につながることを私は身をもって体験できました。
今、私はこれまで以上にエレクトロニクス分野でのキャリアを追求する決意を固めています。特に、テクノロジーを用いて実社会の課題を解決することに興味があります。私の夢は、環境に優しく、人々の生活を向上させることができるソリューションを生み出すことです。
私はこれからもKIT Electronics Summer School Programで学んだ事柄や友情を胸に前進します。この素晴らしい機会を与えてくれたさくらサイエンスプログラム(SSP)に感謝しています。このサマースクールはまさに私の人生の転機となりました。
私の体験談がこれからプログラムに参加する方々の参考になれば、と思います。SSPは共に学び、成長し、世界に変化をもたらすコミュニティの一員となるチャンスです。