メンバーズ・メッセージ

FY 2024
  • Donia Mohamed Hussien Hafez
    所属 :
    マラニョン連邦教育科学技術大学(コンピューター・エンジニアリング専攻)、フォード・モーター(機能安全エンジニア)
    出身国・地域 :
    ブラジル
    名前 :
    Donia Mohamed Hussien Hafez

こんにちは、エジプト カイロ大学理学部バイオテクノロジー・生体分子化学科3年のDoniaです。

2023年に実施されたさくらサイエンスプログラム(SSP)がどのようなインパクトを私に与えたかについて寄稿できてたいへん嬉しいです。このプログラムのおかげで日本を訪問するという夢のひとつが叶いました。筑波大学の実験病理学研究室での経験はたいへん貴重なものでした。日本の教授や学生から、時間を守ること、正確・勤勉であることを学びました。このプログラムは私に科学分野での経験を与えてくれただけではありません。世界の中でもユニークで魅力的な日本文化についても多くを教えてくれました。レストランや家の中へ入る前に靴を脱いでから上がるという習慣は今まで出会った中で最も深く敬意を表する文化ではないかと感じました。日本の食べ物や衣服について学ぶ機会もあり、感銘を受けました。特にお餅は私のお気に入りのデザートになりました。今でも日本での記憶は鮮明で、すぐにまた日本を再訪したいと考えています。

現在、私は研究スキルを伸ばすことに注力しており、日本で別の学部プログラム、さらには修士課程に進むことを目指しています。なぜなら日本の現在の研究アプローチが私の専門分野に合っているからです。特に生物学あるいは化学のプログラムを履修してみたいと思っています。

また、日本語に対する興味も芽生え、初級日本語を勉強してみようとも思っています。科学技術の分野では、特に幹細胞と再生医療に関心を寄せています。

最近では、日本のアニメや映画も見るようにもなりました。特にのび太とドラえもんのシリーズが気に入っています。

将来的な目標は、卒業後に日本で生物学または化学の分野で修士号を取得し、研究者になることです。日本人の教授から指導を受け、日本の大学─できれば筑波大学─にて修士号・博士号を取得したいです。

最後に、ユニークで貴重な経験をさせてくれた日本政府およびさくらサイエンスプログラム推進本部の皆様に感謝いたします。あらたな経験を積むためにすぐまた日本を訪れたいです。