インドネシア ジャカルタ出身のYusron Fuadiです。 2019年にインドネシアの高校生・大学生15人のスーパーバイザーとしてさくらサイエンスハイスクールプログラム（SSHP）に参加しました。 その後 2023 年から 2024 年にかけて、私はインドネシア同窓会 (SAAI) で同窓生のエンゲージメント・コーディネーターとして活動しています。

日本訪問時には私も学生たちも時間管理の概念、公共交通機関の利用、大学や博物館の訪問、食品技術・サービスの視察、観光地訪問など、多くの新しい経験を積みました。

そういった興味深い体験のおかげで、私は職場に戻ったときに今までとは異なる役職に応募してみたいと考えるようになりました。 日本では博物館といっても科学博物館、交通博物館、日本歴史博物館等々、バラエティーに富んだ内容を展示しています。

インドネシアに帰国したとき、私はそこからヒントを得て自分の部署の中に新しいセクションを立ち上げ、週ごとに社内スポーツプログラムを実施するようになりました。その結果、社員が皆楽しく働きながら、心身の健康を維持できるようになったのです。

東京大学を訪れたことはたいへん良い思い出です。この経験をきっかけに、私は将来日本で暮らし、働くために日本文学を学んでみたいと考えるようになりました。日本はイスラム教徒に寛容で、多くの場所でハラール食品や礼拝室の提供にも配慮しています。

現在、私はパーム油のプランテーションと精製工場を運営する民間企業 PT BDK で人事マネージャーとして働いています。 SAAI幹事としての経験から、今後も日本をはじめ他の国々とのつながりを末永く維持していきたいという熱意を持って同窓会活動に関わっています。 中でもSAAI は、Sakura Alumni Global Meeting (SAGM) を通じて世界中の国や地域を網羅する同窓会の創設を模索中です。

この素晴らしい機会を与えてくれたJSTのSSHP や SSP のような交流プログラムに感謝します。 将来的には世界中でこのような素晴らしいプログラムが増えていくことを切に願うばかりです。

ありがとうございました！