日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか？

さくらサイエンスプラン（SSP）のおかげで、私は検証済みのコンピューティング手法について、新潟大学の劉教授と協力する機会がありました。やりがいのある日々を過ごす中、私は間隔計算と補間定数の推定に大いに興味をそそられました。SSPの訪問を終えた後も、私は劉教授と直接連絡を取り合い、先生の指導下で検証済みコンピューティングについての研究を始めました。一年後、私は新潟大学を訪問して先生と共同研究を行うこととなりました。Steklov 固有値の保証下限と、Lehmann-Golerisch法を使用したより正確な固有値境界を求める方法について劉教授と話し合いました。先生との研究は、博士課程在籍中の私にとって最高に実り多い経験でした。

日本での生活についてのコメントをいただけますか？

日本での滞在は非常に生産的なものでした。最大の収穫は思う存分数学の問題を議論する幸せを体験できたことです。劉教授の指導のもと、私は常に研究を行うエネルギーに満ちていました。そして週末には、美しい海辺に行き、おいしい料理の数々を楽しみました。さくらサイエンスプラン（SSP）は、日本の文化を体験する直接的な機会も提供してくれました。私は日本の人々が働き、生活する様子から多くを学びました。この経験は私にとって貴重な財産となりました。

これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。

劉雪峰教授はたいへん素晴らしい先生です。そして新潟市もたいへん過ごしやすい街でした。日本は素晴らしい国です。あなたもぜひ一度来日してみてください！