メンバーズ・メッセージ
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- トゥ・トゥ・サンディ・キャウさん
- 所属 :
岡山大学 自然科学研究科・産業創成工学専攻・情報通信システム学講座 - 出身国・地域 :
ミャンマー(ヤタナポン・サイバーシティ工科大学 情報通信技術学部 情報工学科) - 名前 :
トゥ・トゥ・サンディ・キャウさん
日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか?
私は岡山大学 舩曵信生教授の招待を受けてさくらサイエンスプランに参加しました。10日間、岡山県に滞在している間、船曳研を訪問し、先生の講義を受け、所属学生らの研究発表を聞きました。私は特にJavaプログラミング学習アシスタントシステム(JPLAS)の研究に感銘を受けました。ぜひこの研究に参加してみたいと強く希望するようになりました。そこで、私はこのトピックでミャンマーの大学院にて修士論文を仕上げ、さらに船曳研究室でこの分野を追及してみようと思いました。さくらサイエンスプランのおかげで私は自分にマッチした研究分野を探しあてることができ、岡山大学の大学院でさらに研究を進めていく道が開けました。
日本での生活についてのコメントをいただけますか?
私は現在、岡山大学船曳研にて博士課程に在籍しています。日本に来て最初の一ヶ月ですが、日本とミャンマーの大学の研究環境にはさまざまな違いがあると感じます。研究をグループ単位で行うことはたいへん良いアイディアだと思いました。また、先生の知識が奥深く、学生一人一人に対して最適なアドバイスをされているところに感銘を受けています。日本ではさらに自分自身を高めていくことができるでしょう。私自身もこのような研究環境で学ぶうちに、より他者と協力して動けるようになったと思います。
これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。
日本には多くの文化遺産があると同時に先進的な技術があるので、後輩の皆さんには日本留学を奨励したいと思います。日本では優れた研究環境にめぐり会えると思います。先生方はたいへん親切で、経験が豊富です。私たちはたった一人で海外に出て学んでいるわけですが、日本の人々から温かさを感じることができます。日本人が示す敬意や行動は模範的に映ります。また、日本で学んでいる間、私たちは日本以外の国々の学生ともグローバルなつながりを築くことができます。自分のためだけでなく他者のためにも行動する、という日本人のふるまいから他人を思いやれる人に成長できるのではないかと思いました。