メンバーズ・メッセージ
FY 2019
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- グエンさん
- 所属 :
長崎大学 大学院工学研究科 - 出身国・地域 :
ベトナム(ベトナム国家大学 ホーチミン市校 自然科学大学) - 名前 :
グエン・ティ・フォン・ジアンさん
日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか?
私はさくらサイエンスプランのおかげで初めて日本を訪れることができました。そして、自分の専門分野において興味深い研究活動に参加する機会を得ました。また、日々の観察から日本の生活が便利で整然としているのは高度な技術のおかげなのだな、ということにも気づきました。プログラム終了後、私はいったん母国に戻りましたが、再び日本で学びを深めたいと思うようになりました。日本で学んだ後は吸収した知識を活かし、母国ベトナムで人々の生活の質をいっそう高めることに貢献できればいいな、と考えています。
日本での生活についてのコメントをいただけますか?
SSPに参加した後、私は長崎大学で環境工学の修士号を取得するために日本に戻ってきました。担当教官やスタッフの皆さんは常に親切に私を支えてくれました。勉強量はときに多く、ハードでしたが研究トピックはたいへん興味深く、常にモチベーションをキープすることができました。勉学や研究以外では、友人らと一緒に九州を旅したり、日本語を学ぶことも楽しんでいます。
これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。
日本で学ぶことは、科学技術に興味がある人にとって素晴らしい機会です。日常生活に関して言えば、日本はエチケットを守る意識が高い国です。これははっとするような体験でもあり、外国人学生は最初慣れるのが少したいへんかもしれません。日本での経験を最大限に活かすにはできるだけ日本の文化に触れて積極的に関わることですが、無理をする必要はありません。いつものあなたでいることも大事なポイントです。海外留学とは己を理解することでもあります。なので、心を開いてぜひ自分の中でしっくりくるバランスを見つけるようにしてください。