メンバーズ・メッセージ
FY 2019
-
- エルケンバヤルさん
- 所属 :
福井大学附属国際原子力工学研究所・若狭湾エネルギー研究センター - 出身国・地域 :
モンゴル(モンゴル科学技術大学ー教員) - 名前 :
ツェヴェーン・エルケンバヤルさん
日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか?
さくらサイエンスプラン(SSP)は研究の未来図を描くにあたって非常に重要な役割を果たしました。このプログラムをつうじて私は福井大学原子力工学研究所(RINE)の安田仲宏教授および泉佳伸教授と協力関係を構築することができました。現在、モンゴル科学技術大学の博士課程に在籍している学生がこちらの研究所で学んでおり、別の博士課程在籍者も研究者として福井大学で研鑽を積んでいました。
日本での生活についてのコメントをいただけますか?
個人的に日本の暮らし、文化、伝統、習慣には親しみを感じています。福井大学でもさまざまな人と友情を培うことができました。また、日本原子力研究開発機構 原子力人材育成センターで講師を努めていただいた田中知教授(東京大学)をはじめ、大いにインスピレーションを与えてくださった日本原子力研究開発機構の皆様とつながることができました。プランの期間中、私は原子力プラント安全コース(原子力技術セミナー)に参加しました。
これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。
さくらサイエンスプランのおかげで、大学の同僚、学生、そして私自身も日本人の生き方や価値観、そして習慣に深い感銘を受けました。日本に来るたびに私は幸せを感じるので、帰国後も再び日本を訪れる理由を探していました。可能であれば、将来このプログラムに参加する学生のスーパーバイザーとしてまた日本に戻ってきたいと思います。