日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか？

さくらサイエンス交流プログラムは日本の教育環境を全般的に把握し、特に北九州エリアを深く知る機会を与えてくれました。2015年8月、北九州市立大学への訪問をつうじて私は他の国と比較して日本が良い留学先であることに納得しました。このプログラムは日本留学および来日後の生活について知りたいと考えている人にぴったりの内容です。このようなプログラムはより大規模な形で毎年開催されると良いと思います。

日本での生活についてのコメントをいただけますか？

私は北九州市に一年ちょっと住んだことになります。その経験から言えることは日本の生活水準がたいへん良く、高度なサービスが受けられるということです。日本の人々はもてなし上手なので私はその居心地の良さを楽しめました。大学での勉学や研究活動についても、もちろん近代的な設備や施設のもとで行われています。私の指導教授はたいへん親切で、多くの時間を割いて私たち学生が直面している問題や新しいアイディアに耳を傾けてくれます。そして、ちょうど良いタイミングでアドバイスや解決策を提示してくれるのです。こちらの大学では日本人学生と外国人学生はたいへん仲が良く、勉学・研究以外の日常生活でも彼らに助けられています。だんだんと日本で暮らすことが楽しくなってきました。

これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。

日本に留学したい人、そしてどうするか決めかねているみなさん、日本で生活し、学ぶことは忘れがたい思い出になるでしょう。それがいかに楽しく思い出深い時間であるかを実感できるのはあなただけです。このプログラムがあなたの将来を考える上で貴重な判断材料となることを願っています。