メンバーズ・メッセージ

FY 2019
  • ファム・タインさん
    所属 :
    金沢工業大学
    出身国・地域 :
    ベトナム(ベトナム国家大学 ホーチミン市校 工科大学)
    名前 :
    ファム・タイン・トゥアンさん

日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか?

さくらサイエンスプランに参加するまで私はベトナム国外に出たことはありませんでした。このプログラムのおかげで私はようやく日本に行く機会を得ました。この交流プログラムでは問題が起きたらどのように対処すればよいか、を学びました。そして、日本の人々が互いに助け合う姿から得ることも多かったです。

日本での生活についてのコメントをいただけますか?

金沢工業大学で過ごした三週間は自分の人生においてもっとも充実した時間だったと言い切れます。私たちは毎日共に学び、運動し、共同生活を経験しました。三週間は決して長い期間ではありませんが自分たちにとっては非常に意義のある日々でした。「今日が日本での最後日」という気概で毎日を楽しみました。この旅のおかげで私は友情を深め、直に日本の文化を体験することもできました。日本におけるインターンシップとはどのようなものなのかを実地体験できたのが一番大きな収穫でした。今回が自分にとって日本での初インターンシップでした。

これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。

日本語でコミュニケーションをするときにはたとえ文法が分からなくても、会話のレベルが初歩の初歩でも心配する必要はありません。重要なのは友達やまわりにいる日本の人たちに話しかけてみようという勇気です。日本語で言えないことは英語を使って説明してもいいし、それでも通じなければ身振り手振りで表現してみてください。友人たちが笑うということは決してありません。人に話しかける勇気さえ出せれば日本語の会話力は少しずつ上達していくでしょう。