メンバーズ・メッセージ
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- ショウさん
- 所属 :
岡山大学 工学部 - 出身国・地域 :
中国(浙江工業大学 - 教員) - 名前 :
ショウ・ファンさん
日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか?
私は教員として2014年に8人の学生を引率してこのプログラムに参加しました。そのうちの一名は岡山大学で行われている研究に興味があるとのことで研究者として再来日しました。さくらサイエンスプランの実施後、浙江工業大学と岡山大学の絆はますます強固なものになっていきました。2016年にはあらたな協力関係を結び、2016年と2017年には中国杭州および岡山でサマースクールを開催することができました。また、個人的にも2016年10月、日本でバイオ材料のセミナーに参加する機会がありました。さらに2015年、2016年、2018年には修士課程の大学院生3人が岡山大学へ短期留学しました。2014年から2018年にかけて浙江工業大学の学生は毎年さくらサイエンスプランに参加するようになりました。中国の若者が日本の研究環境について学べる機会はたいへん貴重なものです。このプログラムは彼らの未来の研究生活にとって思い出深い経験となることでしょう。
日本での生活についてのコメントをいただけますか?
浙江工業大学は岡山大学とたいへん友好的な関係を維持しています。日本滞在中、私たちは多くの友人を得ることができました。技術専門職員の中村有里さん、尾坂明義名誉教授、早川聡教授は古くから交流のある方々です。そして新たにつながることのできた方々には冨田栄二教授、岡安光博教授、岡田晃教授がいらっしゃいます。滞在中、完璧なスケジュールを組んでくださり深く感謝しております、訪問団は岡山大キャンパスの研究室や図書館、博物館などを訪れ、レクチャーを受けました。日本の生きた文化に触れる機会もありました。多くの中国人学生にとってはこのプログラムでの渡航が初めての海外経験です。プログラムは10日間という限られた期間でしたが、学生にとってはいつまでも思い出に残る体験だったと思います。
これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。
世界は思っているより広いものです。皆さんももぜひ探訪してみてください!