日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか？

さくらサイエンスプランをつうじて私は自分自身の研究を大きく進展させることができました。特にLA-ICPMS（レーザー照射型誘導結合プラズマ質量分析）といった高度な機器を利用して自分のサンプルを分析することができました。先生方からのアドバイスや大学院生同士のディスカッションをつうじて私は自分の研究内容をよりはっきりと構築するためのアイディアを得ることができました。

日本での生活についてのコメントをいただけますか？

日本での学生生活は自分の人生の中で最も印象に残る体験でした。日本の文化や人々には本当に感嘆させられることが多いです。日本人は平和で安全な中にあってもエキサイティングな環境を作り上げており、それはマニラでは経験できないものでした。人々は礼儀正しいながらもフランクに接してくれました。奨学金やワークショップという素晴らしい機会に恵まれたことで「何を目指してもいいのだ」、という学問の自由を目の当たりにしました。

これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。

日本は私たちに夢を追う機会を与えてくれます。せっかくつかんだチャンスを無駄にしないでください！学んだことを応用できるようになりましょう。そこから人のためになることができなければ日本での経験も思い出の一ページにしかならないでしょう。学んだことからより大きな目的を探し当てることが大事なのではないかと思います。