メンバーズ・メッセージ

FY 2018
  • ヒュックさん
    所属 :
    国際医療福祉大学
    出身国・地域 :
    ベトナム
    名前 :
    ヒュック・ニョック・イエン・ニー

日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか?

さくらサイエンスプランをつうじ、私は日本の大学や研究機関で多くの先端研究が行われていることを知りました。また、ノーベル賞を受賞した益川教授によるレクチャーを受けることができました。大学や研究機関への訪問をつうじて日本をリードする専門家と直接交流を持てたことはたいへん光栄なことです。訪日後、私は科学技術に対する日本の真摯なコミットメントをよりよく理解できるようになりました。このような有益な交換プログラムに参加できたことで私は日本に留学したいと思うようになりました。二年後、私はフルスカラーシップを得て国際福祉医療学院の医学研究科を志望し、入学することができました。

日本での生活についてのコメントをいただけますか?

キャンパスでは医学関連の授業を中心に、基礎研究グループやサークル活動にも参加しています。アクティブ・ラーニングを実践できる学習環境に感銘を受けています。学生は自分で考え、話し合い、クラスメートと意見を共有するよう促されます。さらに日本の高い科学技術レベルに根差した医療機器や医療技術について学び、シミュレーションセンターにて問診・検診の手順を練習します。
私にとって日本は住むのにも学ぶのに非常に良い環境です。しかし、長時間の実習や座学、多くの課題があるため常に重いプレッシャーにさらされています。このような理由から私や友人らは勉強以外にリラックスするため、授業後のサークル活動にも参加しています。日本は高度な技術や生活水準を誇っていますが、伝統的な料理、お祭りや史跡も有名なのです。

これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。

さくらサイエンスプランの参加者に選ばれたことは今までの人生を変えてしまうほどインパクトの強い出来事でした。ノーベル賞受賞者の先生、プログラムの最中に知り合うことのできた教授や友人たちの言葉にインスピレーションを受けました。特にあなたが日本文化や世界レベルの技術や教育システムに興味を持っているのならこのプログラムに参加することをおすすめします。日本は徐々に外国人学生に対して奨学金を付与するようになってきています。あなたもきっと交換留学や奨学生プログラムに関する情報を日本政府や各大学・研究機関のウェブサイトで見つけることができるでしょう。