同窓会

これまでのあゆみ─インドネシア同窓会 幹事長からのあいさつ

科学技術振興機構(JST)傘下に設立されたさくらサイエンスクラブ インドネシア同窓会(SAAI)の幹事長を務めることができて、大変光栄に思います。学びやリーダーシップ、エンパワーメントの力を育むという自己研鑽の旅路でインドネシア同窓会をしのぐ素晴らしい場所はないように感じます。

現在までに、JSTや日本の各大学・学校が受け入れ機関となったさくらサイエンスプログラム(SSP)およびさくらサイエンスハイスクールプログラム(SSHP)に参加した同窓生は3,056名に上ります。このように壮大なコミュニティや有能な集団のリーダーになることは、学びや知恵といった面であらたな挑戦となりましたが、さらに重要なのは、この機会が私に多くの気付きを与えてくれたことです。

SAAIは同窓生のために存在し、同窓生から成り立ち、同窓生によって創設されました。私たちは、科学技術の発展継続そしてインドネシアと日本の協力関係強化のイニシアチブを取れるようなオープンな姿勢を育もうとしています。

この二年間を振り返り、かけがえのない幹事団メンバー(敬称略)— Karina Octavia, Ramadhan Sanyoto SW, Hizkia Alpha Dewanto, Yusron Fuadi, Kafa'Aisyana Ni'mah, Dewi Caesaria Fitriani, Livia Liannasari, Alvin Vigo P., Anisa Fathonah —と共に活動できたことをたいへん誇りに思います。彼らの献身と協力体制が SAAI 全体の成長と影響力に大きく貢献しました。

具体的にSAAIは2023年から2024年にかけて以下の成果を積み重ねてきました。

  • - 各種ソーシャルメディアへの投稿135回以上
  • - 国を超えたグローバルSDGsワークショップ5回
  • - さくらサイエンスクラブ グローバル幹事会2回
  • - インドネシア国内の登壇者を迎えたSAAT Talks 16回、各国から登壇者を迎えたGlobal SAAI Talks 3回
  • - JASSO Education Fairとの協働イベント2回
  • - 270人以上のインドネシアの若者を含む、全世界1,100人規模のエンゲージメント
  • - インドネシア国内で開催された科学技術論文コンペ1回
  • - 株式会社ガイアックスとのSocial Innovation Challenge長期プロジェクト1回
  • - 10以上の公的機関とのコラボレーション
    • 1. UNDP Indonesia
    • 2. 在インドネシア日本国大使館
    • 3. ASEAN事務局
    • 4. 公正なエネルギー移行パートナーシップ(JETP)インドネシア事務局
    • 5. 九州大学
    • 6. 北九州市立大学
    • 7. インドネシア国立研究革新庁Badan Riset dan Inovasi Nasional RI (BRIN RI)
    • 8. 東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)事務局
    • 9. Resilience Development Initiative (RDI)
    • 10. 国際協力機構(JICA)
    • 11. 日本学生支援機構 海外事務所 JASSO Indonesia

これらの成果は、チームワークならびに幹事間で価値観やビジョンがまんべんなく共有されてきたことを証明するものです。この勢いに乗って、2025年から2026年にかけても同窓生のグローバル・コミュニティにとってさらに有意義な機会やインパクトを創出していきます。

Abdul Baits Dehana Padma Swastika
インドネシア同窓会(SAAI)
幹事長(2022年-2024年)