同窓会
Thanh Ngoc Pham
9月30日から10月3日まで、京都で開催された第20回 科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STS Forum)のヤングリーダーズプログラム(YLP)に参加できて大変光栄でした。
9月30日、私はノーベル賞受賞者たちと自由に議論する機会に恵まれました。私たちは学術界と産業界の両方からの多様な背景を持つ小さなグループに分かれました。その後、2人のノーベル賞受賞者と60分間のディスカッションを2回行いました。1回目はノーベル化学賞を受賞した野依良治教授、2回目はノーベル物理学賞を受賞したGeorg Bednorz教授との対談です。
初めに、ノーベル賞受賞者たちはそれぞれの個人的な歩みと、受賞の知らせを受け取った瞬間について共有しました。直面した困難や課題、そしてインスピレーションについて語ってくれました。 献身、好奇心、知識を絶え間なく追及していったことで成功を修められたことは明らかでした。他者とのコラボレーション、ならびに同僚の貢献が成功につながったという点も強調しました。
会話の中で、彼らはまた、持続可能な社会の発展における科学技術の役割や、研究を行う際の新ツール活用についての考えを共有しました。進行中の研究の傾向、課題、イノベーションの機会についての言及もありました。最後には両氏が次世代科学者の育成に対する熱意を表明し、心から感動しました。
画像 (a) 会期中の私とタマサート大学のDr. Adisak Seesanea (b) ベトナム国家大学ホーチミン市校(VNU-HCM)のDr. Bui Thi Hong Hanh とSTSフォーラムの後、夕食をとりました
YLP および STS フォーラムでは、ネットワークを拡大し、他の参加者と素晴らしい対話を交わす機会があります。 私たちは科学と技術に携わるキャリア初期の研究者であるためキャリア形成に伴う苦労や機会について話し合いました。 YLP および STS フォーラムは、将来的なコラボレーションの機会をも提供してくれると思います。
結論として、私にとって YLP および STS フォーラムは奥の深い啓発的な体験でした。 科学的好奇心を育むこととコラボレーションを拡大することは将来アカデミアで成功するための二大要素ではないかと思います。