ラオス国立大学 工学部 土木工学科で学んでいるToto OUTAMAVONGSAです。まずは日本という国で新たな学びの機会を作ってくれたさくらサイエンスプログラムに感謝の言葉を捧げたいです。

さくらサイエンスプログラムに参加する以前の2016年、私は対日理解促進交流プログラムJENESYSに参加したことがありました。そのときは福岡県で環境や明確なコンセプトに基づく都市開発を目の当たりにし、アーバン・プランニング、廃棄物の管理、公共交通や防災計画に感銘を受けました。

三年後の2019年、私はラオス国立大学からさくらサイエンスプロブラムに参加する学生として選ばれました。再び来日し、京都工芸繊維大学を訪問しました。そして、さくらサイエンスクラブ(SSC)のメンバーにもなりました。二回目の訪日では関西国際航空の建築に大いに興味を持ちました。また、日本の古都である京都が常に効果的な都市開発計画を行っていることも知りました。歴史遺産の維持・保護はより活発で創造的な街作りにつながることがわかりました。結果的に計画的な都市開発は自然や歴史的建造物の保護に有効です。

最後に私はさくらサイエンスプログラムに興味を持ったラオス、そして世界中の若い人たちに日本での経験から多くを学んでほしいと思います。日本での経験について質問のある方からの問い合わせも歓迎します。