メンバーズ・メッセージ

FY 2021
  • Ezoza Alisherova
    所属 :
    タシケント国立法科大学
    出身国・地域 :
    ウズベキスタン
    名前 :
    Ezoza Alisherova

さくらサイエンスプログラムで来訪中は常に、日本の皆様のおもてなしに感銘を受けました。私はさまざまな国の若者と交流し、日本の文化に親しむことができました。プログラム終了後は、日本語を学びたいという気持ちを強く持つようになったため、タシケント国立法科大学(TSUL)を志望しました。学力を高め、日本の文化や社会をより深く理解する目的でTSULは毎年、名古屋経済大学に学生を送っています。2018年にはTSULと名古屋経済大学の間で交流協定が締結されました。それ以来、協定の枠組みの中で、多くの学会や学術会議、共同プロジェクト、学生や研究者の往来を活発化させるアカデミック・モビリティ・プログラムが実現しました。さくらサイエンスプログラムをきっかけに私はこのような科学技術に関するグローバルなプラットフォームが数多く存在することを知りました。そして私はこのような経験から、技術分野でキャリアを築きたいと思うようになりました。

私は、これまでさまざまなプロジェクトやクラブ活動に参加することで、チームワークやコミュニケーションスキルを身につけてきました。ウズベキスタンの革新省から、インターンとして採用されることになったのもうれしい出来事です。今後、自国と外の世界との関係を良好に保つことができると信じています。このような背景から近い将来私は、JACAFA(日本・中央アジア友好協会・日本財団が支援)奨学金を申請する予定です。選ばれれば、日本との友好的な関係維持に貢献できる機会となるでしょう。

こういった奨学金やインターンシッププログラムへの参加を考えたもう一つの理由は、自分にズルフィヤ国家賞の受賞資格があると分かったからです。ズルフィヤ賞はウズベキスタンの国家が付与する賞で、1999年以来、ウズベキスタンにて女性躍進を促すための有望な候補者が選ばれており、教育、科学、スポーツ、文化、社会生活の分野で優れた業績を持つ14歳~22歳の女子学生が対象です。

私は今後さらに日本との良好な関係を築いていきたいと考えており、さくらサイエンスクラブとのつながりも大切にしたいと思います。SSCに関連するニュースも楽しみにしています。

にほんのみなさんのおもてなしとやさしさにかんしゃしています。 どうも ありがとう ございます。