メンバーズ・メッセージ
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- Karthik K.
- 所属 :
アンナ大学 - 出身国・地域 :
インド - 名前 :
Karthik K.
日本で行われたさくらサイエンスプログラム(SSP)への参加は、学術的視野を広げるとともに、文化理解を深める大きな転機となる経験でした。現在、私はアンナ大学において光触媒に関する研究を行っており、グリーン水素生成および環境浄化のための先進的な触媒開発に取り組んでいます。将来的には、持続可能なエネルギー技術の発展に貢献し、クリーン水素研究における国際的な協力関係を促進することを目指しています。
プログラム期間中には、大阪大学を訪問し、材料科学およびエネルギー研究分野を牽引する著名な研究者の方々と交流するという貴重な機会をいただきました。特に印象深かったのは、2025年ノーベル化学賞受賞者であり、金属有機構造体(MOFs)の先駆的研究で材料科学分野に多大な影響を与えられた北川進教授にお会いできたことです。クリーンエネルギー分野における多孔性材料の可能性について短いながらもお話しする機会があり、その経験は私に強い感銘を与え、好奇心を原動力とするインパクトの大きな研究を追求したいという決意をさらに固めたのです。
また、このプログラムを通じて、精密さ、規律、そしてチームワークを重視する日本の優れた研究文化を実際に体験することができました。さらに、多様な学術的背景を持つ参加者との交流を通じ、国際協力と相互尊重の精神を深く学ぶことができました。これらの経験は、私の科学への向き合い方を大きく変え、文化交流や学際的な思考の重要性を強く認識させてくれました。
SSPは私の学術的な歩みにおいて重要な節目となりました。この経験は、技術的・文化的な理解を深めただけでなく、インドと日本との間に長期的な研究協力関係を築きたいという思いを強化しました。若手研究者が世界に向かって夢を描き、革新に挑戦できるこのような貴重な機会を提供してくださった科学技術振興機構(JST)および関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
