メンバーズ・メッセージ

FY 2026
  • Basily, Mariem
    所属 :
    I-Tech High School For Applied Technology
    出身国・地域 :
    エジプト
    名前 :
    Basily, Mariem

エジプト出身のMariem Basilyです。モバイル開発、教育、そしてイノベーションに強い関心を持つテクノロジー愛好家です。さくらサイエンスプログラム(SSP)への参加は、私の学びの道の中で最も意義深い経験の一つでした。この経験を通して、テクノロジー、学習体験、そして国際協力に対する視野が、想像以上に大きく広がりました。

現在、私はエジプトにあるI-Tech Applied Technology Schoolの最終学年に在籍しています。この学校は、テクノロジー、実践的な学習、そして産業に特化したスキル開発を重視する専門教育機関です。

日本の学術環境に身を置いた経験は、本当に大きな刺激となりました。研究機関の中でも日常生活の中でも感じた、革新への姿勢、規律、チームワーク、そして相手を尊重する文化は、私に深い感銘を与えました。そして、開発者としてだけでなく、一人の人間として、また将来の教育者として成長したいという気持ちが益々強くなりました。

また、SSP参加後にはさらにテクノロジー教育やコミュニティ活動への思いが深まりました。現在もFlutterを中心としたモバイルアプリケーション開発のスキル向上に取り組みながら、プログラミングやイノベーションに関する活動に積極的に参加しています。中でも特に誇らしい経験は、Google Developer Group(GDG)の取り組みと連携し、Flutter Instructorとして学生たちにモバイル開発を教え、企画段階から完成まで参加者の卒業プロジェクトを指導したことです。

技術面だけでなく、学生たちに必要なソフトスキルを身につけてもらうことにも力を入れました。AIを活用したツールやパワーポイントを使ったプロフェッショナルなプレゼンテーション方法、チーム内での効果的な協力、そして自分のアイデアを明確かつ自信を持って伝えられるようサポートしました。初心者だった学生たちが、プロフェッショナルに発表を行い、チームの中で円滑に協力できるまで成長していく姿を見ることは、私にとって最もやりがいのある経験の一つでした。

現在は、モバイル開発と人工知能(AI)、そして教育テクノロジーを組み合わせ、人々の生活に本当に良い影響を与えるアプリケーションを開発することに特に関心を持っています。将来的には、ワークショップやオンライン教育セッションを開催し、世界中の学生や研究者と協力しながら、グローバルなテクノロジーコミュニティに貢献していきたいと考えています。

SSPは私に技術的な知識以上のものを与えてくれました。それは、自信、グローバルな視点、そして背景に関係なく若者がイノベーションと国際協力の担い手になれるという強い信念です。

このように温かく刺激的なネットワークを築いてくださったJSTとSSCコミュニティの皆様に、心より感謝しています。このファミリーの一員であることは、今もなお私の挑戦への原動力となっています。そして、これからさらに貢献し、いつか再び日本を訪れることを心から願っています。

参考:
https://ssp.jst.go.jp/report/2025/t_vol015.html