親愛なるSSCコミュニティの皆さんへコロンビアからメッセージをお送りしたいと思います。

コロンビア人学生でSSC同窓生のCarlos Andrés García Tabordaです。まずは2023年5月、日本を訪問する貴重な機会に恵まれ、同窓会の一員になった、という話から始めたいと思います。さくらサイエンスハイスクールプログラム(SSHP)は私にとって大きな意味を持つもので、自国の外に出てみるということがひとつのチャレンジにもなりました。結果的に街の様子、建造物、人々の習慣や食べ物など、賞賛すべきものがたくさんある日本という国のすべてに魅了されました。日本は私の心の中で今も特別な場所を占めています。交流プログラムを通じ「日出ずる国」を知ったことで私の満足感は倍増したといえるでしょう。さらにコロンビアおよび他六か国から参加した友人たちと共に研究センターや日本の大学を知ることができたのはたいへん有意義な経験でした。

SSPが私の人生に及ぼしたインパクトは絶大です。自分が将来目指したい分野を見つけることができたからです。日本とコロンビアおよび他の招待国政府との関わり方は、国際関係および政府間連携の重要性を認識させてくれました。さまざまな国家が互いに成長していく過程においても、多国間協力はたいへん有用です。もう皆さんにも私の目標がだいたい想像できるのではないでしょうか。 私はこれから政治学・国際関係学を専攻し、海外で自国の大使になることを夢見ています。将来、コロンビア大使を務めることになったならば、東京で母国のSSP訪問団を受け入れる日が来るかもしれません。

私は2024年、首都ボゴタに移り、大学生活を始めます。門戸を開き、若きリーダーとしての方向性を自覚できるようサポートしてくれたSSP および JST に深く感謝しています。 皆さんのことは決して忘れることはないでしょう。またお会いできることを心から願っています。

¡Saludos y bendiciones desde Colombia!（コロンビアから皆様へ祝福の挨拶を！）