日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか？

国際交流プログラムを実施する母体としてさくらサイエンスプラン(SSP)は資金面で私たちをバックアップしてくれていると思います。

日本での生活についてのコメントをいただけますか？

国際交流プログラムに参加したのは初めてのことで、研究だけでなく社会的・文化的にも日本と中国の間に大きなギャップを感じました。経済格差について話し合ったとき、中国の学生は地域ごとの違いに注目しましたが、日本の学生は所得階層の差異に注目しました。そこで互いの考え方の違いを実感することができました。また、日本の人々の熱意とおもてなしは衝撃的に感激するレベルでした。そのような経験から日本の大学院へ進学したいと思うようになりました。

これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。

以前ソニーの役員の方が「初めて外国へ行くということは異なる文化や暮らしぶりに触れるという意味でとても意義がある」と言及していました。この交流プログラムは私の人生に多大な影響を与えました。個人的に視野の広さは「ものの見方」を大きく左右すると思います。なので学生の皆さんにはぜひSSPのような交流プログラムに参加してもらいたいです。