日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか？

2015年、さくらサイエンスプラン(SSP)に参加するまで、まさか自分が日本に留学することになるとは思いもよりませんでした。初めて来日したとき、私は日本の近代的な設備や先端技術、本格的な研究環境を知りたいへん感銘を受けました。そして、そのとき研究者としてのキャリアを築いてみたいと思い立ったのです。もしもSSPに参加していなかったら、日本の大学や研究機関を訪問することもなく「博士課程を日本で」という選択はなかったと思います。

日本での生活についてのコメントをいただけますか？

私は再び日本にやってきましたが、課題は多く海外留学は決して楽ではありません。しかし、指導教授の先生や研究室のみなさんに日々助けられています。なので、あまり大きな問題もなく日本での生活に順応しつつあります。

これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。

もしもあなたが限界を超え、自己探求したいのならば海外へ留学することを進めます。それぞれの分野で最先端の内容が学べる上に、留学先の国を深く知ることができます。物事をよりオープンに、多角的に考えられるようになり、人生観が変わるでしょう。最後に、出来るだけ英語力を磨いておくことをおすすめします。語学がすべてではありませんが英語はグローバル市民としてのコミュニケーションツールだからです。