メンバーズ・メッセージ
FY 2019
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- スレイネア・ニムさん
- 所属 :
大阪大学 生物工学国際交流センター - 出身国・地域 :
カンボジア(タイ王国モンクット王工科大学) - 名前 :
スレイネア・ニムさん
日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか?
さくらサイエンスには知識を共有するという重要な役割があります。そして、この交流プログラムは高等教育や研究活動に関わる「情報発信機能」も併せ持っています。自国に帰っても、さくらサイエンスクラブなどを通じて新しい情報が入ってくるので日本での研究生活をふり返ることができるのです。自分自身の勉学や研究の分野・方向性を決定するにあたって、多くの参加者がこのプログラムの恩恵を受けていると思います。
日本での生活についてのコメントをいただけますか?
私にとって日本滞在は安全で満足のいくものでした。海外の学生にも学ぶ機会を与えている日本に感謝しています。そして、私たちを温かく迎え入れてくれたことにお礼を言いたいです。自国へ戻ったあと、私たちの心の中には学問以外にも、全力でコミットする日本人の真摯な姿が焼き付いています。その姿を忘れず、何事にも懸命に取り組むその姿勢を自分の国で定着させることができたらいいな、と思います。
これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。
カンボジアの学生を代表し、次世代の若者へメッセージがあります。ポジティブな考え方に基づく充実した高等教育は人生の障壁を取り除く最強の武器であり、そのような高等教育を経た学生は発展途上国にとって貴重な人材だといえるでしょう。