日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか？

研究分野を選択するにあたり、さくらサイエンスプランは私にとって糸口のような役割を果たしてくれたと思います。プラン終了後、私は 中国国家留学基金委員会China Scholarship Council (CSC)からの奨学金によって福岡大学で一年間研究を続けました。山口教授のご協力もあり、2018年6月には大強度陽子加速器施設 J-PARC (Japan Proton Accelerator Research Complex) の物質・生命科学実験施設でビームラインを利用することができました。さらに、さくらサイエンスプランからの支援もあり、私たちの研究室は山口教授の研究室と技術協力関係を構築することができました。少なくとも中国側から5人（教授他、博士候補生）が山口研究室を訪問したり合同博士プログラムを実施したりしています。さらに私たちは山口研究室の修士候補生を2018年9月、中国に招待したこともあります。

日本での生活についてのコメントをいただけますか？

日本での生活は実り多く、色彩豊かな思い出深いものでした。山口研究室の先生方はたいへん親切に私を応援してくれました。研究室の設備は先端のものが完備されていました。また、研究室の仲間とも和やかで揺るぎない友情を培うことができたと思います。

これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。

ぜひ一度さくらサイエンスプランに関する情報を見ることをおすすめします。短期の交流ですが、新しい世界への扉を開いてくれるプログラムです。