メンバーズ・メッセージ

FY 2018
  • ビンティ・タレクさん
    所属 :
    筑波大学 持続環境学専攻 博士課程
    出身国・地域 :
    マレーシア(MJIIT マレーシア日本国際工学院)
    名前 :
    アミーラ・ビンティ・タレクさん

日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか?

研究者は常にあらたな機会を探し求めている、といっても過言ではないでしょう。筑波大学で共同研究プロブラムに参加する機会を得たのは幸運かつ貴重な経験でした。バイオテクノロジー分野で秀でている筑波大学で学べたのは光栄なことでした。日本の研究者は研究管理や実験で用いられるスキルに優れており、私は新たな手法やテクニックを身につけることができました。学生も研究者もたいへんスキルが高く、私は大いに助けられました。ここで学んだことを自分の研究に生かしたいと思います。筑波大学の先生方や友人の皆さんに感謝いたします。

日本での生活についてのコメントをいただけますか?

このプログラムをつうじて私は家族や親しい人々と離れ、外国で生き延びる術を学びました。ひとりの人間としても大きく成長しました。このプログラムに参加したことで独立心や好奇心を培うことができたと思います。なぜなら写真の中の美しい日本をぜひ自分の目で確かめてみたいと思っていたからです。日本の人々、文化や伝統はすべて独特です。私は日本語を話すことができませんが、日本は私の好奇心や感動、幸福感を呼び起こしてくれました。専門知識を深めながら、日本ならではの体験を味わうことができたと思います。

これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。

このプログラムをつうじて私は学びにはさまざまな視点や考え方がある、ということを発見しました。経験や知識を得るためには海外に出て、他国でどのような先進的な試みがあるのかを知ることも重要だと今回気付いたのです。このような貴重な体験を通じて自分自身の知識も大幅に広がった、と実感しています。