メンバーズ・メッセージ

FY 2017
  • ホアン ハさん
    所属 :
    関西学院大学
    出身国・地域 :
    ベトナム
    名前 :
    ホアン ハ

日本への留学や現在の研究にさくらサイエンスプランはどのような役割を果たしましたか?

さくらプログラムに参加した後、いくつかの理由で日本で修士課程に進むことに決めました。第一に、日本は世界で最も発展している国の一つであり、科学技術分野で多くの成功を収めているからです。電車やバス、コンビニエンスストア、自動販売機などで利用できるICカードについては驚きました。日本全国で使えるので便利です。第二に、日本の教授や先生方の面倒見が細やかで、慎重に学生をケアをしていると感じます。先生方は私に何度も実験を指導してくださり、どうやってやるべきかを教えてくださいました。修士や博士課程のために、私は教授と頻繁に仕事をこなし議論する必要があります。先生方の指導方法によって、より深くものごとを理解することが可能になり私のスキルもいっそう巧みなものになりました。最後に、日本は近代国家ですが、伝統的価値観が今日も失われていません。さくらサイエンスのプログラムに参加して偶然、私は日本史上最も古い城である姫路城を訪れました。すべては木製で、そのユニークな設計や受け継がれてきた建築技術には目を見張るものがありました。私は日本文化についてもっと知りたいと思っています。

日本での生活についてのコメントをいただけますか?

私が日本で直面している最大の問題は、言語の壁です。 大学では、ほとんどの機械や装置のマニュアルが日本語で書かれていますが、使用方法を覚えておくのには数ヶ月かかりました。 また、日本人学生は英語が得意ではなく、外国人と英語で会話をすることに対して恥ずかしさがあるようです。 なので、私は日本語を学ぶ必要があります。 また、私は日本に住んでいるので、日本語の習得は私の日々の暮らしにとって非常に重要なことです。 私は毎日多くの日本人に会い、コンビニで健康保険料を支払う、買い物に行く、パッケージを送る、など日本語が必要な状況に直面しています・・・週に1回日本語のクラスがありますが、 日本語の能力を上達させるためには十分ではないと感じています。

これからさくらサイエンスプランに参加を希望する皆様にメッセージをお願いいたします。

さくらサイエンスプログラムでは、「桜の故郷」日本の文化を発見するだけでなく、日本の科学技術について吸収し、日本人がどのように目標を達成しているか、を学ぶことができます。 さくらプログラムに参加した後、皆さんはますます日本への愛着を深められると思います。もし皆さんもそう思うのならば、ぜひこのプログラムに参加して独自の経験をしてみてください。 私が日本に戻って勉強したいと思った理由の一つは、さくらサイエンスプログラムです。 日本が好きで、日本についてもっと知りたいのであれば、どうか迷わずこのプログラムに応募してください。 さくらプログラムを通じて近々日本で皆さんとお会いできたら嬉しいです。