同窓会

さくらサイエンスクラブ第一回ベトナム同窓会開催

3月21日、会員95人の会員と26人の来賓を迎えて第一回さくらサイエンスクラブ ベトナム同窓会がハノイのロッテ・ホテル エメラルド・ルームで行われました。さくらサイエンスプラン(SSP)の創始者である沖村憲樹JST上席フェローと在ベトナム日本国大使館 梅田邦夫特命全権大使から歓迎の挨拶があり、続いてベトナム教育省国際関係局副局長のPham Chi Cuong氏とベトナム科学技術省国際関係局副局長のLe Thi Viet Lam氏からさくらサイエンスプランがベトナムの青少年に影響を与えてきたことについての祝辞をいただきました。

壇上でベトナム同窓会の幹事9名が紹介された後はNghiem Vu Kai博士(国会議員、ベトナム科学技術連合副会長)がさくらサイエンスプランの成功を祝して乾杯の音頭を取ってくださいました。軽食後はベトナム同窓生を代表する3人のスピーカーからは、SSPが学生生活や研究活動どのような影響を及ぼしたかについて個人的なエピソードを交えたプレゼンテーションがありました。

同窓会後半では大阪大学、長崎大学、立命館大学、山口大学の代表者からそれぞれ各大学の研究環境についての説明があり、日本学生支援機構(JASSO)ベトナム事務所所 岡田叔子代表所長からは日本留学に関する基本情報の説明がありました。

同窓会直後に実施したアンケートでは「他のSSP参加者との新たな出会い・再会」や「日本留学に関する情報収集」という目的がかなったということを含め回答者の約93%(内訳─教職員・大学生・大学院生・研究者・研究者他)が「満足している」、「ほぼ満足している」と回答しました。全回答者72人のうち38人がすでに進学したい日本の大学を決めていると答えています。自由回答欄では「さまざまな種類のSNSを通じてメンバーが情報交換できるようにするためのグループを作る」、「日本・ベトナム両国からファンディングを受けられるよう、会員が若手科学者とともに特定の研究テーマに関する提案書をまとめる」、「年間活動スケジュールを計画するため、できるだけ早くさくらサイエンスクラブ(SSC)ベトナム同窓会のオフ会を行う」といった意見が寄せられました。

今回ベトナム同窓会開催にあたっては多くの方々にご尽力いただきました。特にベトナム大使館の皆様からは多大なご支援を賜り、事務局一同深く感謝申し上げます。そして会場に足を運んでくださった会員の皆様、本当にありがとうございました! We are One!

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