さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第4グループ
お茶の水女子大学附属高等学校を訪問
10月23日(木)、SSHP第4グループのうちアルゼンチン、バングラデシュ、ラオス、マレーシア、パプアニューギニアの6か国の高校生と引率者、総勢58名が、お茶の水女子大学附属高等学校(東京都文京区)を訪問し、授業体験や文化交流のほか、竹内昌治 東京大学大学院情報理工学系研究科教授による特別講義を受講しました。
歓迎セレモニーでは、筝曲部、合唱部、ダンス部が歓迎のパフォーマンスを披露。ダンス部によるソーラン節では「どっこいしょー!」「ソーランソーラン!」など会場いっぱいに大きな掛け声が響き渡りました。それに応えるように、それぞれの文化を活かしたダンスや歌のパフォーマンスを繰り広げる海外の高校生たち。手拍子や歓声、スマホのライトで会場が一体となり、まるでライブ会場の様な盛り上がりでした。
その後、1~3年生の9クラスに分かれた海外高校生たちは、英語、化学、生物、情報科学、体育などの授業に参加して、日本での高校生活を体験。折り紙、けん玉、福笑いなどの昔遊び、英語でのグループ対抗クイズやしりとりなどのゲーム、紙飛行機の飛距離競争など、各クラスで工夫を凝らした企画を楽しむプログラムも設けられ、笑顔が絶えない充実した交流の時間を満喫しました。
楽しみにしていた特別講義では、竹内先生に生物(特に細胞)と機械を融合した「バイオハイブリッド・システム」の研究の最前線をお話いただきました。「培養した筋肉細胞の機能寿命」「脳細胞の培養やAI技術との融合の可能性や現状、課題」「倫理的な問題」「食用にも耐える培養肉の将来的な目標」など、先生にご紹介いただいたテーマにより深く突っ込む質問が、時間一杯まで途切れることはありませんでした。