2024年度 活動レポート 第35号:福岡工業大学

2024年度活動レポート(一般公募プログラム)第35号 (Aコース)

日本語を学ぶインドの高校生が、福岡で日本の科学技術を体験

福岡工業大学からの報告

 招へいプログラム実施期間 : 2024年11月17日~2024年11月23日

【1日目】

 福岡空港で送迎。日本語を学ぶインド人高校生が選抜され、初来日でとても期待に胸を膨らませている様子であった。

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【2日目】

 オンライン交流のある北九州市戸畑・小倉高等学校を訪問。両高校での応援団演武・吹奏楽演奏の歓迎を受け、インドのダンスや歌を招へい者が発表した。書道・琴・家庭科・昼食や部活動を通して様々な活動を体験することができた。日本の規律と清潔さに目を見張る様子であった。

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【3日目】

 インド・ニューデリーで問題となっている大気汚染を踏まえ、北九州市にある環境ミュージアムを訪れる。北九州の公害・環境汚染の克服の歴史、工業地帯であると同時に環境を守る取り組みを学ぶ事により、自国の環境問題の糸口を見つける体験となった。招へい者は熱心にメモや写真を撮り、係員の説明に耳を傾けていた。特に、ごみの分別・再利用・エコタウンの取り組みに感銘を受けていた。小倉城では、展示物見学や着物体験より江戸時代の歴史を学ぶ事が出来た。

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【4日目】

 本学生命環境化学科の赤木教授により細胞についての学びを深めた。多くの質問が飛び交う活発な講義となった。これにより、具体的に日本の大学進学のビジョンを描くきっかけとなった。

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【5日目】

 本学附属城東高校にてレゴを使用したワークショップを開催。認定ファシリテーターである川村教諭のリードによりレゴを使用する事で視点の違いを可視化した。チームワーク・相互理解を深める画期的なものとなった。

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