さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第3グループ
慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(KEIO SFC)を訪問
6月27日(火)、SSHP第3グループとして来日中のベトナム、ブルネイ、ミャンマー、カンボジア、マレーシアの5か国の高校生と引率者、総勢110名が神奈川県藤沢市の慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスを訪問しました。
まず高校生たちは大講義室で國枝美佳総合政策学部専任講師から、慶應義塾大学の歴史やネットワーク、GIGA(英語で提供されるグローバルな問題を解決するための教育プログラム)や研究会など、生徒自身の興味関心や調査研究を重視した特徴的なカリキュラム、ご自身の研究テーマである「グローバルヘルス」などについて説明を受けました。
高校生を代表し、ブルネイの生徒から感謝のスピーチがあった後は、現在同キャンパスで学ぶ留学生を含めた現役の学生たちが登場。質疑応答では、具体的な研究分野、外部研究組織との連携、入試などについてだけでなく、「留学生としての生活に係るお金の話(何にどれくらいかかっているの?)」などの質問が次々に出され、現役の学生が率直な回答をするなど、真剣ながらも和気藹々とした雰囲気の中で若者同士のやりとりが見られました。
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)から、日本政府による留学生への奨学金制度やその審査、申込方法等の説明を受けた後は、いよいよキャンパスツアー。先の質疑応答にも登場した現役学生たちの案内で、研究や講義、情報などに係る施設だけでなく、学生寮や運動施設、売店などの生活施設、自然豊かなキャンパスを約1時間かけて見学。池を見下ろす芝生広場でくつろいだり、福沢諭吉像などの前で記念写真を撮る姿も見られました。
現役学生(先輩)と話し込んだり、手を振りあったり、あいさつを交わす姿もあちこちで見られ、先輩たちからは「また会えることを祈っています」とのメッセージ。留学生としての数年後の自分の可能性をより具体的に思い描く、良い機会となったのではないでしょうか?