2023年度 活動レポート 第172号:熊本大学

2023年度活動レポート(一般公募プログラム)第172号 (Aコース)

極端な負荷または環境下にある構造物の高度なテクノロジーとリスク分析

熊本大学からの報告

 熊本大学国際先端科学技術研究機構(IROAST)において、科学技術振興機構(JST)が実施する国際交流事業「さくらサイエンス招へいプログラム」の支援を受け、2024年1月22日から28日まで、1週間にわたり、イギリスのロンドン大学シティ校及びフランスのリヨン大学から6名の大学院生と3名の教員を招待しました。

 参加者は熊本大学の様々な実験・研究施設、最新耐震技術を備えた高層建築物の建設現場や、熊本地震震災遺構の見学などを通して日本の建築物の耐震・免震技術について学びました。また、本学学生とのディスカッションや交流会で親交を深めたり、雄大な阿蘇の景観や日本文化にも触れたり、一部被災したままの熊本城の姿や、高い防衛機能を備えた、当時最先端の技術を投じた歴史的建築様式に感銘を受けたりしていました。

 参加者からは大変有意義な経験で、機会を作り再度訪問したいとの感想が述べられました。

活動レポート写真1
熊本大学の研究室訪問及び高性能鉄筋コンクリート柱の耐震試験を紹介しました
活動レポート写真2
最新耐震技術を備えた高層建築物の建設現場を見学し、日本の建築物の耐震・免震技術について学びました
活動レポート写真3
熊本城を見学し、日本の古い建築物の建設技術と最近耐震補強技術を学びました
活動レポート写真4
震災遺構旧東海大学を訪問し、建築物の地震災害について見学しました