さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第4グループ
日本科学未来館にて修了式を実施
12月2日(金)、さくらサイエンス・ハイスクールプログラム第4グループの修了式が、日本科学未来館 コンファレンスルーム 火・水・金星にて行われました。ハサン・ソービル駐日モルディブ共和国大使、アレキサンダー・シー・ビング駐日マーシャル諸島共和国大使、ジョン・フリッツ駐日ミクロネシア連邦大使をはじめ、各国大使館、外務省、文部科学省の皆さまにもご参加いただきました。
各国の高校生が行ったスピーチの一部をご紹介します。
アルゼンチン代表の高校生
「このプログラムに参加できたことをとても光栄に思います。ウズベキスタン、コロンビア、マーシャル諸島、ミクロネシア、モルディブの仲間とも文化交流をし、そして日本の高校生とも友達になりました。皆とても素晴らしい人たちでした。またいつか再会できることを願っています。」
コロンビア代表の高校生
「この1週間で、日本のいろいろな分野の技術やイノベーションを体験し、それらがいかに世界をつくり、社会のために役立っているかを知りました。そして、人や自然を敬うことや、時間を正確に守ることの大切さを学びました。学んだことを生かして、科学をとおしてより良い世界をつくっていくことに、貢献したいと思います。」
モルディブ代表の高校生
「日本に行く前、友達に「マンガやアニメを持って帰ってきてね」と頼まれました。でも日本にはもっとすごいことがあることを知りました。あらゆるもの、家庭用品やゴミ箱、トイレまでもが科学者たちによる技術革新に支えられています。このプログラムによって、科学技術についてもっと学びたいという意欲が高まりました。日本での時間が私の視野をひろげ、人生を変える経験になりました。国に帰ったら日本で得た知識を友達に伝えたいです。」
マーシャル諸島代表の高校生
「このプログラムでたくさんの文化や言葉を知り、世界各国の新しい友達ができました。そして多摩高校の生徒と出会うことができました。将来、留学生として日本にもどってきて、いつか皆と再会したいと思っています。」
ミクロネシア代表の高校生
「このプログラムによって沢山のことを学び、沢山の友だちができました。将来、日本の大学に入学したいと思っています。そしてこの素晴らしいプログラムのことを後輩たちに伝えたいです。プログラムはもう終わってしまうけど、思い出は残ります。またいつか皆と会えることを願っています。そして、皆とこれから連絡をとりあって、何かあったときにはお互いに助け合いたいです。」
ウズベキスタン代表の高校生
「日が昇る国の日本へ行くことが長年の夢でした。日本の経済発展について関心があったのですが、実際に来てみて、日本は経済大国というだけではないこと気づきました。日本人の仕事に対する姿勢や情熱、勤勉さや協調性について、心から敬います。そして、日本が土木工学、持続可能性、工業生産の分野での発展に感銘を受けました。また、必ず日本に来ます。次にくるときは短期ではなく、もっと長い期間になることでしょう。」
今回も、大変心に残る感動的な修了式になりました。
一行は、本日12月3日(土)それぞれの母国に向かって離日します。
またいつか、お会いできることを心から楽しみにしています。