2021年度 活動レポート 第122号:宮崎大学

2021年度活動レポート(一般公募プログラム)第122号 (代替オンライン)

Biophysical techniques for Biomedical research skill improvements
~Indo-Japan Bination seminar on Biomedicine and Biotechnology~

宮崎大学医学部からの報告

 宮崎大学医学部は、さくらサイエンスプログラムの支援を受け、2022年2月28日NMAM 工科大学バイオテクノロジーエンジニアリング学部と「さくらサイエンスオンライン交流プログラム」を開催しました。この交流プログラムは、実施主担当者である宮崎大学医学部 Dr. Harishkumar MadhyasthaがNMAM工科大学バイオテクノロジー学部のUjwal P. 教授とDr. Venkatesh Kamathの協力のもとコーディネートし、「Indo-Japan Bination Seminar on Biomedicine and Biotechnology」というテーマで開催しました。オンライン交流プログラムには、NMAM工科大学の学部生130名、教員10名、研究者5名が参加しました。

 プログラムでは、『バイオメディカル研究のスキルアップを目指した生物物理学的技術』をトピックとし、専門家5名による講義、学生によるアイデアソンプレゼンテーション、また宮崎大学内の研究室のバーチャルラボ訪問を実施しました。

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セミナーの様子

 宮崎大学医学部 渡辺望教授と、NMAM工科大学のN.N.Chiploonkar教授がそれぞれセミナー開会の言葉を述べた後、NMAM工科大学の Ujwal P.教授が、NMAM工科大学バイオテクノロジーエンジニアリング学部の活動や業績を紹介しました。その後の専門家による講義では、宮崎大学工学部の大榮 薫 准教授、医学部のDr. Radha Madhyastha、Dr. Bethasawi P. 、ニッテ大学医学部Prof. Dr. Praveen Kumar Shetty、NMAM工科大学のDr. Shyama Prasad Sが、バイオメディカルとバイオテクノロジーに関するそれぞれの専門分野について講義を行いました。また、Dr. Harishkumar Madhyasthaがさくらサイエンスプログラムのコンセプトやインドの大学との交流実績などについて参加者に説明を行いました。NMAM工科大学のスタッフや学生は高い関心を示し、さくらサイエンスプログラムを通じて宮崎大学と交流を深め、今後の研究活動の発展を目指すとのことでした。

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専門家による講義

 学生のアイデアソンプレゼンテーションでは、3グループ6名の学生がバイオテクノロジーとバイオエンジニアリングの最近のトレンドと将来的なアイデアについて発表し、宮崎大学の教員と活発な議論を展開しました。この経験は学生たちにとって日本の大学で研究指導を受けることの動機づけになりました。最後に、宮崎大学とNMAM工科大学が共同で発行した参加修了証が参加者へ渡され、また発表者とオーガナイザーには感謝の意を込めて賞状を授与し、交流会を終了しました。

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学生によるプレゼンテーション

 イベントの様子はYouTubeでご覧いただけます。

Part 1: https://www.youtube.com/watch?v=6FRSva3pdfg Part 2: https://www.youtube.com/watch?v=hhQkevOAr6E

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集合写真