2021年度 活動レポート 第121号:芝浦工業大学

2021年度活動レポート(一般公募プログラム)第121号 (オンライン)

マラ工科大学(マレーシア)とのオンラインで交流会

芝浦工業大学システム理工学部生命科学科
教授 花房 昭彦さんからの報告

 2022年2月22日に本学協定校のマラ工科大学(マレーシア)とオンラインで交流会を実施しました。元来は芝浦工業大学まで来校していただき、対面で実施する予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大によりプログラムが実施できず、科学技術振興機構(JST)には2年間延期をしていただきましたが、状況が改善されないため、今回オンラインでの代替プログラムの開催となりました。本プログラムには、芝浦工業大学側は教員2名、職員1名、大学院生1名、マラ工科大学側は教員3名、学生8名が参加いたしました。また本プログラムは、今後の研究交流の推進とお互いの授業への学生参加を目的としました。

活動レポート写真1
参加者による記念撮影の様子

 実施した内容は、以下の通りです。

  • 本学の国際関連の活動を中心とした紹介と生命科学科の概要の紹介
  • 本研究室に所属し英語のみで卒業可能なInnovative Global Program (IGP) も担当する教員による、人間工学に関する研究紹介約15分
  • 同じく本研究室所属で国際プログラムに所属していた大学院生による難聴者の環境音認識を支援するシステムの研究紹介約15分
  • 研究室(Welfare and Human Engineering Laboratory)で実施している研究内容(Research on Life Support Engineering)を約30分説明
  • 障害者を支援する義肢装具、医師や患者を支援するための手術支援システムを中心に説明
活動レポート写真2
生命科学科の概要説明の様子

 本プログラム実施により、芝浦工業大学における上記のIGPや国際プログラムなど、留学生の受け入れや本学学生の送り出しなどの国際交流を促進する取り組みを理解いただけたと思います。またマラ工科大学側の参加教員も生体医工学(Biomedical Engineering)を研究テーマにされていることから、興味を持って聞いていただき、その後の質疑応答の中で、当研究室で実施している研究に関して、本学にて研究交流を実施したい、というお話もいただきました。

 また本プログラムの交流実施方法として、参加学生には、本学で国際プログラム学生向けに実施しているIntroduction to Embedded Programming という授業にもオンラインで参加していただきました。この授業は、台湾の義守大学15名、インドネシアのスラバヤ工科大学31名、マラ工科大学10名、芝浦工業大学27名、総計83名の学生を対象に2月28日~3月5日の期間で行ないました。授業の後半では、各大学混成のグループに分かれ、ディスカッションをしながら、組み込みシステムの作成、発表会でのプレゼンテーションを実施しました。本学学生と同じ基準で採点し、合格点を取得した場合には単位を授与することになります。

 本プログラムを実施していく中で、マラ工科大学との研究交流の推進、また授業へのオンライン参加につなげることができました。今回はオンラインでの交流でしたが、対面での交流を実現したいという期待がますます大きくなったと思います。この度は、有意義な交流を実施する機会を与えていただき、心より感謝申し上げます。

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研究施設紹介の様子