2021年度 活動レポート 第101号:福井大学

2021年度活動レポート(一般公募プログラム)第101号 (オンライン)

タイの学生が福井の先端科学技術を学ぶオンライン交流

福井大学アドミッションセンターからの報告

 2022年1月27日に福井大学はこれまでに交流の実績があるタイのマハタイ学校とオンライン交流を開催しました。本学の参加者は教員2名、職員2名でマハタイ学校は生徒80名、教員5名が参加しました。まず福井県は繊維や電子部品などの工業を主体とした県で、本学工学部がその人材育成に貢献していることを説明しました。そして、工学部の教育コンセプトとして世界へ向けて夢を形にする技術者「Global IMAGINEER」を育成していることを話しました。

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オンライン交流会での大学説明

 次に、本学工学部5学科の教育・研究に関して紹介しました。機械・システム工学科では、トライポロジー技術を中心に説明し、電気電子情報工学科では窒化物タンデム型太陽電池の変換効率向上に関する研究や宇宙太陽光エネルギー利用レーザーの開発やコンピューターによる音声・音楽情報処理技術を説明しました。また建築・都市環境工学科では砂漠の緑化に関する研究や街づくりの研究を、物質・生命化学科では福井県の地場産業である繊維染色の技術や生分解性ポリマーの研究を、そして応用物理学科では数学や物理の研究を説明しました。

 特に、工学部の研究において繊維王国・福井の技術力を背景に、水を使わない超臨界染色について詳しく説明しました。タイと一番関係のある超臨界染色技術について、超臨界とは何か、水を使わない染色の原理、メリットなどを説明しました。そして、2年前に採択された「さくらサイエンスプログラム」によりマハタイ学校の生徒達がこの超臨界染色技術を使って実際に繊維を染色したことも写真を用いて伝えました。また、本学の特徴である14年連続就職率1位の就職支援や学生に対するサポート(語学センターやラーニング・アドバイザー等)、奨学金制度、国際交流学生宿舎、福井での生活費、気候について説明しました。

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オンライン交流会での超臨界染色技術説明

 このオンライン交流の意義は、タイの高校生に本学の教育・研究、就職支援及び奨学金制度、福井での学生生活などを説明することが出来たことです。そしてオンライン交流後、マハタイ学校における聞き取り調査の結果、このオンライン交流により本学に対する興味がさらに深まったとの報告を受けています。この交流が2022年度の「さくらサイエンスプログラム」に繋がることを期待します。なお、今回の交流は英語により開催したため、後日、マハタイ学校の日本語教師がタイ語に翻訳して再度説明会を実施する予定です。そのため、英語で作成したパワーポイントの資料をマハタイ学校に送信しました。

 現在、国の高大接続システム改革においては、外国人留学生選抜の在り方について議論されていませんが、グローバル化の進展の中で外国人留学生の受入れの拡大は喫緊の課題です。このような観点からコロナ禍にも関わらず本学とマハタイ学校とのオンライン交流会を開催したことが今後の優秀な留学生確保の一助になることを願っています。

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オンライン交流会の参加者(一部)