2021年度 活動レポート 第76号:福井大学

2021年度活動レポート(一般公募プログラム)第076号 (オンライン)

福井大学・ベトナム機関によるオンライン交流会

福井大学工学系部門 工学領域
准教授 中島恭平さんからの報告

 福井大学は2014年度からさくらサイエンスプログラム(SSP)によりベトナムから学生や若手教員を招へいしてきました。2020年度に引き続き、2021年度も新型コロナウイルス感染症の影響によって、招へいによるプログラムを中止せざるを得ませんでした。しかし、今後もベトナム各機関との関係を維持し、より発展的な関係を築くため、オンライン交流会を計画しました。

 2022年1月27日、福井大学とベトナムの大学および研究機関とのオンライン交流会「Information Exchange Meeting in 2022 (IEM 2022)」を開催しました。交流会は3部構成で行い、原子力やエネルギー分野などに関係する学生および教員約50名の参加がありました。今年度は第2・3部における学生による発表と交流に力を入れており、ベトナム人学生に興味を持ってもらえるよう意識したプログラムとしました。

活動レポート写真1
オンライン交流会中の画面

 第1部ではベトナムの各機関の紹介と挨拶があり、続いてこれまでのSSPの経緯や今後の展望についての発表がありました。第2部では、福井大学の日本人学生2名とベトナム人留学生1名が連続講演を行い、普段の学生生活や福井県の特徴について、また福井大学へ留学したきっかけについて発表が行われました。続いて、ベトナム電力大学の学生からも学生生活や研究活動について発表がありました。

 第3部は福井大学の松尾准教授を司会とし、第2部で発表した福井大学の学生3名を中心に、ベトナム側の関心を引くであろうテーマをあげてフリートーク形式で交流を行いました。取り上げたテーマは「将来のキャリアプランについて」「コロナ下での学生生活について」「今後SSPに望むこと」で、ベトナム側からも質問やコメントが出るなど手応えを感じました。交流会の最後に、「どうしたら福井大学とベトナム機関との関係をより発展させることができるか?」について意見交換を行い、オンライン交流会で双方の学生による発表会を行ってはどうか、今後招へい人数を増やすことができないか、など活発な交流を行いました。

活動レポート写真2
第3部における意見交流中の様子

 このオンライン交流会を通じて、改めてベトナム機関との交流を維持し、かつSSPへの関心を高めてもらえた実感があります。オンライン交流会という特徴を活かし、招へいプログラムの計画時よりベトナムの参加機関数を増やした結果、さらに招へい人数を増やしたいという双方の機運が高まっています。また、SSPに望むことについてベトナム機関へアンケート調査を行い、来年度以降のプログラムに取り入れていく予定です。本プログラムを通じて、一人でも多く日本と福井大学に興味を持つ学生を発掘し、より深い国際交流の実現へ向けて前進してまいります。

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オンライン交流会のポスター