2021年度 活動レポート 第75号:佐世保工業高等専門学校

2021年度活動レポート(一般公募プログラム)第075号 (オンライン)

泰日工業大学とのオンライン交流に関する活動レポート

佐世保工業高等専門学校
校長補佐 三橋 和彦さんからの報告

【基本情報】

 日程:10月19日(火)8:00-14:00(日本時間)、26日(火) 8:00-13:30(同様) 

 交流先:タイ・泰日工業大学

 形態:Zoomによるオンライン交流

 共通言語:10/19日本語、10/26 英語

 参加者:4年知識活用型教育・国際交流コース24名、電気電子工学科5年生36名、

     専攻科2年生(電気電子工学系、情報工学系、計12名)

 2021年10月19日、26日の2週に渡って、タイ・泰日工業大学とオンライン交流を実施しました。

 泰日工業大学(以下TNI)は、タイ・バンコクに2007年開学した「日本型ものづくり大学」を目指す私立大学です。約1,300名の学生が自動車工学やコンピュータ工学、電気電子工学、経営学等を学んでおり、日本の高専と同じく就職率100%で、卒業生の4割は日系企業に就職しています。学生達は、英語以外に日本語も学んでいて、日本との交流にとても積極的です。本来は、2021年12月に10名のタイ人学生が引率の教員と訪日して、ものづくりや科学技術に関連した内容で交流を実施する予定でした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大のため訪日が叶わず、今回はオンラインで交流を実施する運びとなりました。

 オンライン交流はZoom会議を利用して実施しました。TNI側は主に個人毎にノートPCから参加した一方で、高専側の学生達は個人単位だけでなく、研究室単位や20名以上のグループでの参加となりました。伝統舞踊を習うなどの場面では、多人数で参加したことで予想外に盛り上がって良かったと思います。以下に、2日間の主な交流内容をご説明します。

活動レポート写真1
交流に参加した学生達(一部)

 1週目の10月19日は、共通言語を日本語として交流しました。午前中は、電気電子工学科5年生と専攻科2年生の11名が卒業研究のグループ毎に参加して、泰日工業大学の国際交流担当者による「タイと日本の友好の歴史について」の講演を拝聴しました。古くからタイと日本は人々の往来と交流があり、コロナ禍の現在であっても多くのビジネスマンが現地に駐在していることを学びました。また電気電子工学科の学生達は、本来であれば昨年9月に泰日工業大学を訪問する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大のため渡航がかなわず、今回の交流でタイのことを知る良い機会になったと思います。

 午後は、専攻科生に加えて国際交流を体験学習している4年生24名が、タイ語とタイの伝統舞踊等をオンラインで学びました。日常で良く使うタイ語のキーワードや短い文章を学びながら、タイの食事や宗教などの伝統文化を体験しました。また、専攻科生は少数でしたが、本科の学生より自己紹介や説明が上手で、外国人との会話にも気後れなく取り組む様子が印象的でした。

活動レポート写真2
タイ人の先生と英会話

 2週目の10月19日は、共通言語を英語に切り替えて交流しました。午前中は、日タイ学生が互いに英語で自己紹介した後で、TNIのバーチャルキャンパスツアーを体験しました。午後は、日本とタイの文化を英語で話し合ったり、先週体験した伝統舞踊を英語で学んだりしました。TNIの学生達は、英語の会話スキルは日本人と同程度でしたが、恥ずかしがることなくどんどん話してくるので、本校学生も使える英語を振り絞りながら頑張って話していました。日本人は自分自身で心のハードルを高めてしまいがちですが、そんなことに気を使う余裕もなかった辺りが、とても刺激的で良い交流だったと思います。

 交流の様子は長崎新聞社の取材を受けるとともに、佐世保のローカルTV局によって収録され、放送されました。

活動レポート写真3
タイの伝統舞踊を身振り手振りで学ぶ学生達