2021年度 活動レポート 第48号:佐世保工業高等専門学校

2021年度活動レポート(一般公募プログラム)第048号 (オンライン)

シンガポール・ポリテクニックの学生とのオンライン交流

佐世保工業高等専門学校からの報告

 2021年12月14日に佐世保工業高等専門学校の知識活用型授業・国際コミュニケーションコースの4年生がシンガポール・ポリテクニックの学生20名とZoomによるオンライン交流を実施しました。本取り組みでは、本校学生がテーマごとにグループ分けを行い、①日本について ②日本語について ③佐世保について ④佐世保高専について、それぞれ10分の発表を英語で行いました。

 本コースでは週1回、4年生の授業の中で、外国人講師の先生と学生3~5名で40分程度の少人数英会話を行い、英語で会話をする訓練を積んできました。さらに、学生が書いた英語を英語教員が正しい文法表現に訂正し英文を作成するWriting Workoutも週1回行うことで、さらに自信をもって英語で表現ができるように力を入れてきました。こうした取り組みの成果が今回のオンライン交流で発揮され、学生からは「他人と英語で話す度胸がついた」という声があがるほど、自信をもって英語でのプレゼンができていたようです。

オンライン発表

 10分の発表時間の中では、質疑応答の時間も設けました。質問がシンガポール・ポリテクニックの学生から行われた際、本校の学生達は近くにいた外国人講師のサポートを受けながらうまくコミュニケーションがとれていたようでした。さらに相手からの質問がない場合も、本校の学生からシンガポールにおける生活や、シンガポール・ポリテクニックの取り組みについてなど、本校学生より質問を行う場面もありました。

発表時のPC画面

 こうしたオンラインを用いた交流に関し、学生からは「質問されたときや質問に答えてもらったときはとても嬉しかった。」「自分が英語を話して、聞いている外国の人がうなずいたり笑ったりしてくれるのをみて、自分の英語が通じているということを実感でき、嬉しかった。この経験はとても大切なものだと思った。」とする前向きな意見や、「何を言っているか理解できなくて、もっと頑張らないといけないと感じた。」「間違うことを恐れず、積極的に交流することの大切さを学んだ。」と反省する声もあがりました。

発表チームの様子

 本交流はシンガポール・ポリテクニック側で4つのグループを作り、グループをZoom内で切り替えながら、4種類の発表をすべて聴講できる形式で実施されました。本校学生は、同じプレゼンを異なるグループに4回繰り返すので、最初は緊張しながら話していましたが、徐々に慣れて行き、最後は自信をもって話すことができるようになっていました。

 こうしたプレゼンを用いた英語教育は、発表者1人が大人数の聴講者にプレゼンをする①講演形式と、何件かのブースに分かれ、異なる聴講者グループが順番に異なるブースを回る②ポスターセッション形式とに大別できます。本取り組みは②に近いのですが、実践的英語力を向上させる教育においては、できるだけ同じ学生が何度も英語で話せることと、聴講者側がトークアクティブに視聴できることが同時に実施できる、②の方が①よりも適していることがわかりました。

オンライン交流閉会式の様子