2020年度活動レポート(一般公募プログラム)第068号 (オンライン)
Online Sakura Science Program in Materials Science
徳島大学理工学部からの報告
徳島大学理工学部において、2021年3月1日から5日の5日間、『Online Sakura Science Program in Materials Science』と題して、インドの3大学と徳島大学をZOOMで繋いてさくらサイエンスプログラム(フォローアップ)が実施されました。インド側はサビットリバイ・フール・プネー大学、Dr. ババサヘブ・アンベッカー・マラスワーダ大学(DBAM)およびカヴィエトリ・バヒナバイ・ショウダリ・ノース・マハラシュトラ大学(KBCNM)から合わせて32名の学生らが参加しました。
山中英生徳島大学理工学部長の開会のスピーチに始まり、1日目に森賀教授が「Photocatalysis from Oxynitrides Materials」、Shirsat教授(DBAM)が「Nanomaterials for FET Sensing Application」を、2日目に永瀬教授が「Graphene for FET and sensors Application」、Mahajan教授(KBCNM)が「Atomic Layer Deposition Technology」を、3日目に古部教授が「Plasmon-Induced Gold-Hematite Materials」、More教授(Pune大学)が「Field Emission from Nanostructures」を、4日目にナカガイト准教授が「Water based Cellulose Nanocomposites」を、5日目にコインカー准教授が「Two-dimensional Materials Used for Functional Devices」について、それぞれの大学を代表する材料研究を披露しました。
また1日目から4日目には、その日に発表した教授の研究室での実験の様子を事前撮影したビデオを使用しながら、オンライン研究室訪問を実施しました。論文等では分からない研究のノウハウを得る良い機会となりました。また4日目には、日印11名の学生による研究プレゼンテーションを10分間の口頭発表の後5分間の質疑・応答をする形式で行い、互いの研究交流を加速させました。閉会式では、オンラインコース修了証明書を授与し、更に学生プレゼンテーションで印象に残った発表を行った学生に対し、祝辞とともに表彰してプログラムを終了しました。