2020年度活動レポート(一般公募プログラム)第021号 (代替オンライン)
超スマートシティ実現に向けた基盤技術の修得と課題発見プログラム
東京都市大学 知識工学部 知能情報工学科からの報告
2020年12月~2021年1月までの2ヶ月間、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「さくらサイエンスプログラム」により、大同大学(台湾)の学生13名が東京都市大学のオンライン開催のプログラムによる短期研修を行いました。
オンラインプログラムでは、以下のコンテンツをWebサイト上で公開し、大同大学の学生が、主にオンデマンド形式で受講するという形で実施されました。
- ■ オリエンテーション
- プログラムテーマの説明
- スタッフ紹介
- 学科紹介
- 学科構成
- 連絡先
- ■ 機械学習の基礎(神野教授)
- ■ ICTを利用したビジネスプロセス革新(芝教授)
- ■ 機械学習とネットワーク管理(塩本教授)
- ■ ビッグデータ分析と可視化(田村教授)
- ■ 計算論的神経科学と脳信号処理(田中教授)
当初は、コロナウイルスの感染者数が第一波のピーク時から減少傾向であったため、対面式による実施を目指しつつ調整を行っておりましたが、年末が近づくにつれて徐々に感染者数が増加傾向に転じたため、急遽、オンラインでの開催に切り替えたという経緯が御座いました。このような中、オンライン開催のための準備を急いで行う必要がありましたが、東京都市大学の大学院生による協力や、複数の担当教員による教材作成を急ピッチで行うことで、2020年12月~2021年1月の2ヶ月間でオンライン開催を無事に行うことができました。
オンライン実施によるイメージとして、以下に、各コンテンツに対するスライドの一部を掲載いたします。
本プログラム終了後には、対面での修了式は開催できませんでしたが、修了証や記念品が大同大学へ送付されました。
本プログラムは、大同大学の学生にとって新たな知識・技術を得る実習を経験するともに、オンライン実施のための補助を行ってきた本学学生にとっても自らの経験・知識を深める機会となりました。
「さくらサイエンスプログラム」における東京都市大学と大同大学との交流は、2回目の実施となり、今後も継続的に交流を続けることにより、親交を深めていきたいと考えています。最後に、本プログラムを実施するにあたり、多大なご支援を頂くとともに、交流のきっかけを与えて頂いたさくらサイエンスプログラムに、深く感謝いたします。