2019年度活動レポート(一般公募コース)第406号
海洋環境の未来と海洋資源の高度利用化について考える高校生交流
宮崎県立宮崎大宮高等学校からの報告
海外研修で交流をしている台湾の高雄高級中學(姉妹校締結)の生徒9名・先生1名、ベトナムのカオ・バ・クワット高校の生徒3名・先生1名、ベトナムのグエン・タッ・タン高校の生徒3名・先生1名を招へいし2019年12月20日~25日の期間で以下のプログラムを実施しました。
(1)歓迎行事(歓迎夕食会・歓迎式典) 12月20日・21日午前
20日には、校内において歓迎夕食会を開催しました。ぎこちなさはぬぐえませんでしたが、まずまずの交流ができました。翌21日は、1・2年生全員が参加して体育館にて歓迎式典を行いました。本校の紹介に続き招へいした3校の高校生達がそれぞれの学校紹介とピアノ演奏などのパフォーマンスを披露し、大いに盛り上がりました。
(2)課題研究ディスカッション 12月21日午後
4校の生徒がそれぞれ取り組んできた課題研究に関してプレゼンを行い、意見を交換しました。ディスカッションを通して、共通性を見出すとともに、多様な視点を学ぶ機会にもなりました。
(3)青島・日南フィールドワーク 12月22日
青島地区や日南市でのフィールドワークを通して、宮崎における身近な海と人の生活との関わりについて学びました。日南市では水中観光船でサンゴなど海洋生物の観察をし、その後海の幸をいただきました。
(4)宮崎大学農学部海洋生物環境学科での科学実験教室 12月23日・24日
1日目は大学の先生のご指導のもと、海水に含まれる海洋微生物の培養を体験し、海洋生物の分類や生態系における役割、そして進化について学びました。2日目は、培養した海洋微生物の確認のあと、食料品加工など様々な産業分野における微生物の多様な活用について学び、海洋微生物利用の未来について議論しました。
(5)グループディスカッション&プレゼンテーション 12月25日午前
フィールドワークから3日間の学びを踏まえて、海洋資源の保全と持続的な開発について、それぞれ生活する国や地域の現状を踏まえながら、どのように取り組んで行くべきか具体的な方策についてディスカッションし、発表しました。グループ行動も4日目となり、積極的に議論が行われ、独創的なアイデアが多数出てきました。
招へい生徒のコメント
To be honest、 I had gain specious experience from this programme. You bring us great opportunities that help us broaden your knowledge about research、 style of life and work、 culture and cooperation. Moreover、 you made an good impression on us about enthusiam、 hospitality、 kindness. I and my students always wish to visit Japan and you in the near future. Personally、 this is a great、 useful programme.
招へいした生徒達はもちろん、迎えた宮崎大宮高校の生徒にとっても多様な学びとともに、感動と国や地域を越えた絆を得られたプログラムでした。